エンジニアとして大きく成長できる環境がここに「ポテンシャル枠奮闘記〜sakita編〜」vol.01

Date
April 21, 2022

はじめに

はじめまして、sakitaと申します。

前職は新卒採用でSES業界におり約1年半派遣エンジニアとして働いていました。去年9月に退職し、その後3ヶ月間の就職活動を経て、しくみ製作所に2021年12月からポテンシャル枠エンジニア(以下、ポテ枠)として働いています。

この4ヶ月間で経験したことをざっくりと書いていこうかと思い、これから未経験で応募してくださる方々の参考になれば幸いです。

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主な業務内容

私が携わっている開発案件は、社員管理サービスとECサイトの2つです。短い期間でも関わる案件の変更があり、その環境変化に少し戸惑いもありますが、それでも未経験の立場から私にできることを探して行動するのはとても楽しいです。

今まで扱った技術は下記になります。

言語・・・Ruby, JavaScript, TypeScript
フレームワーク・・・Ruby on Rails, Vue.js
その他技術・・・GAS, NotionAPI

入社前からWeb業界について調べてはいましたが、やはり受託開発の「様々な技術を扱う機会がある」というメリットはしくみ製作所にもあると思います。まだ4ヶ月しか経っていないのに業務時間に色々な技術が経験できています。

案件の業務が1週間の内7割ぐらいで、残り2, 3割は寺子屋(ポテ枠の成長支援を目的とした組織)です。輪読会でリファクタリングに関する本を寺子屋生で読んだり、一週間の行動を振り返り発表する「GC(グループコーチング)」という取り組みもあります。

グループコーチングについては下記の記事をご覧ください。

あとは、若干採用の活動に手を伸ばしたり、業務時間内で勉強ができる「そろばん制度(業務時間の1割を好きな勉強に当てることができる)」を利用して学びたいことを業務時間を使って学習しています。

寺子屋によるメリット

未経験からWebエンジニアとして働き始める上で、しくみ製作所と他社を差別化できるポイントはやはり寺子屋の存在でしょう。寺子屋によってエンジニアとして大きく成長できる環境が整えられています。正直、ここまで未経験エンジニアの教育に力を入れている会社はそうそうないと思っています。

  • 技術だけを学んだエンジニアは立派なエンジニアではない

「エンジニア」という以上は当然技術力が必要ですが、しくみ製作所ではそれ以外の能力も伸ばすことが求められています。というのもポテ枠から一次職になるためには、大きく分けて仕事力・技術力・学習力の3つの素養が一次職レベルであることが必要です。技術力だけでなく仕事力・学習力についても日々自己研鑽して能力を伸ばしていかなければなりません。他のWeb系の会社には入社したことがないですが、ここまで複数の能力に対して教育しようとする会社は珍しいのではないかと思っています。これは大変だとは思いつつも、多くの学びの機会につながっています。

特に仕事力については、私自身前職ではあまり重視されておらずあまり考えたことがなかったのですが、しくみ製作所に入ってからは常に個人レベルでどうやって成果をあげるか、どう行動してチームに貢献するかをほぼずっと考えています。まだまだ仕事力については未熟であるものの、ラーニングゾーンに常にいる感覚があり、仕事力が伸びている感覚も最近ようやく感じ始めました。

仕事力を向上させるために購入した本で埋め尽くされてきました
仕事力を向上させるために購入した本で埋め尽くされてきました
  • やることが常に明確であるという「幸せ」

寺子屋があることで、今やるべきことが明確になっています。

大きな要因の一つは仕事力・技術力・学習力の3点が高い頻度で評価されている、つまりは評価機会が多いことにあります。ポテ枠では「仕事力」開発面談、「技術力・学習力」評価面談はそれぞれ月に2回実施しています。そこでチェックリストを使用してどれぐらいこの2週間で成長したのか、まだ足りない素養は何かを明らかにします。そのため、足りない能力をどうやって伸ばすか、そのために今やるべきことは何かが明確になっています。

このような状態は働く上で「幸せ」であると思っています。評価面談は会社によって質も頻度も異なると思いますが、もし頻度が極端に少なければその分比例して周囲からのFBの機会が少なくなり、どう評価されているのかがわからなくなると思います。前職でSES業界に勤務していた際、現場の人が自社の営業に私の評価を伝えて知らないうちに評価が決まっていたので、FBの機会が全くなく何をしたら評価されるのかなども不明瞭でした。しかし、しくみ製作所では様々な評価の視点を日々考えながら行動を起こして、それがすぐに評価してもらえます。これにより常に評価に納得感があり不明瞭なことはありません。自分にとってはまさに「幸せ」です☺️

寺子屋制度についてはブログで詳しく説明しているので、もっと知りたい方は下記の記事を読んでみてください。

しくみ製作所について

リモートワークのノウハウがあるので安心

リモートワークは不安という意見もちらほら見かけますが、しくみ製作所で働く上ではその心配は必要ないと思っています。というのも創業当初から「リモートワークしかやったことがない会社」なので、どうやればリモートワークが円滑になるのか、働きやすいのかというノウハウがあります。例えば、リモートでの報連相やチーム開発する上での認識の揃え方などは、基本的にどのエンジニアもできていると思います。(私は絶賛勉強中📚)私自身、リモートワークで働きづらいと思ったことは一度もありません。もしやりづらいのであればそれは私がやりづらくしていると思っています。

逆にしくみ製作所が完全オフラインの会社になったのであれば全くノウハウがないのでグダグダになるかもしれませんね。笑

主体性があれば仕事が作れる

しくみ製作所では個人で見つけた問題に解決策を提案し、それを実際に会社に反映させることができます。そう思う理由として、まずガバミ、タクミの存在です。個人が発見した会社の歪みに対する解決策を提案することができ、それを深掘りして議論する機会が設けられています。その議論も会社全体に公開されていて、各々が結論に至る過程までも知ることができます。

私も最近ポテ枠の採用が少しうまくいっていなかった問題に対して解決策を提案しました(こちらはガバミ、タクミで提案したのではなく個人的に人事に提案しました)。「もともと通っていたプログラミングスクールの受講生に対してしくみ製作所を紹介する」ということを会社の人事サークル(一般的には採用部門)に提案したところ、それが認められ業務時間内で仕事としてしくみ製作所の紹介をやらせてもらっています。全く採用活動をしたこともない私にそのような役割を任せてもらえるのは、しくみ製作所の合理的で柔軟な表れなのではないかと思っています。

実際、私の活動を通して1名の採用が決まり、成果もあげられています。今後も引き続き私が解決できそうな歪みはないだろうかという視点を持って、私にしかできない仕事を見つけていきたいと思っています。

今後の目標

今後の目標としてはまずは一次職になることでしょう。現在のグレードはコッコとなり、あと一歩のグレードにはいるものの、仕事力に大きな課題感を持っており、一次職になるまでにはまだ時間がかかりそうです。しかし、最近ようやく仕事の仕方も意識的に変えていき、チームのために何ができるのかを考えて行動できるようになってきました。実際PMの方からもお褒めのありがたい言葉もいただいております。あと3ヶ月くらいでポテ枠を卒業して一次職になれるように頑張りたいです。

また、上述した自分の採用活動以外の範囲で、新たな歪みに対する解決策を見つけてエンジニア以外でも活躍したいと思っています。しくみは社員が動くことは大歓迎であり、成果が出れば実績として評価されます。実際自分は「ポテ枠の採用活動」を非常に歓迎してもらえましたし、内定が一人でたことには非常に評価していただきました。たまたま運が良かっただけで今回のようにうまくいくとは思えませんが、自分が可能な行動の範囲内で会社の問題に対する解決策を提示し、そして成果をあげる経験をまた積んでみたいと思っています。(成果もあげたのでモチベーションはすごく高いです!)

終わりに

今回のブログを通して、改めてしくみ製作所に入社して良かったという気持ちになりました。合理的であり柔軟であり寛容的であり多くの学びと気づきがあるこの環境をWebエンジニアとして働く会社に選んで良かったと心から思っています。

この記事を読んで少しでもしくみ製作所のこと、そして自分がこの会社をどれだけ好きなのかが伝わったらいいなと思っています。

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