しくみ製作所は、2024年7月末をもって創立10周年を迎えることができました。これまでと特別変わることのない日常ではありますが、8月から11年目のスタートとなりました。
この10年間、支えてくださったクライアントの皆様・パートナー・会社のメンバー等、しくみ製作所と関係してくださった皆様に心より感謝申し上げます。
2014年の創業からフルリモートワークで会社を運営し、システムの開発・コミュニティ構築等、主にはシステムと人の動きをトータルで設計・構築する活動を行ってまいりました。
また、ゲームのコミュニティ開発・ファンクラブアプリの開発、CRM・CMS等の組織内の重要な資産を管理する仕組み、運営方法の開発等に注力しました。
コロナ禍では、ブース型イベントや交流会をオンラインで実施できるreBakoをリリースし、リモートでのイベントニーズへの支援をしてきました。来年、企画や概要設計的な部分までをサポートするツールのリリースを控えているところです。
自社サービスは、創業当初からずっとやりたいことの一つにはあったのですが、リモートでのシステム開発業務を回せるようにしていくということが大きな課題でもあったので着手が遅れていました。しかし、寝かせたことにより、その後に携わった企画の困りが結果的にきっかけとなることで「普段の仕事との相乗効果があるものにしたい」という思いから生まれたものになります。これがどうにか形になりつつあります。
ふりかえると10年なのですが、ようやくスタートラインに立った気持ちです。
これまで、組織の目的自体を言語化できずにいたことも多かったのですが、現在は「協力して良いプロダクトを作るしくみ」の研究所のような会社にしたいと思っています。
システム開発自体においては、どのチームでも複数の専門家の視点から良いプロダクトへの設計を導けるような方法を考えていきたいですし、自社サービスにおいてもチーム設計に役立つような企画を考えていきたいと思っています。
今後は全ての会社がITと融合していくので、どの会社においても、ビジネスを創造し、作り、育てていく場面が増えていくのではないでしょうか。
こういったシーンで常にお役に立てるようなサービス・製品を作っていきたいです。
これからの10年も引き続き、よろしくお願いいたします。
しくみ製作所株式会社
代表取締役社長 車 拓哉