はじめに
2024年度の上期をふりかえっていきたいと思います。
個人的に進めた取り組み
1on1の実施
上期はずっとやろうやろうと思っていたものの、自分の怠慢のせいでできていなかった 1on1を毎日30分コツコツ実施しました。
実りは結構あって、同じような事象についていろいろな角度から話を聞けたり、各自が思っていることも把握できました。非常に良かったと思っています。
今のところ 1on1は年に何回等と決めずにサイクルを回していけたらと思っており、2周目に入る前に課題感が残っている人とは個別に話をし、解消してから次へ進みたいと思っています。
毎月ほぼ出張
今年に入ってから毎月必ずイベントや出張に出掛けています。
これもこれで色々とわかることも多く、特にユーザーやクライアントとお目にかかる機会がある場合は特に積極的に時間を作っていきたいなと思っています。
MTG数の増加
参画していたり、関心事として見ているPJが増えてきており、ある程度全体像は把握できてきました。
物量の増加が激しい
メリットとしては、比較的大量の情報をインプットすることになり、個人的な学習速度が加速しているなと感じています。一方頭の中の情報流通量が増えることで、情報処理時間が短くなってきており、しっかり検討する時間がとれなくなってきていることは懸念しています。
速すぎる情報量の中にいると、検討・思考する時間が減って、検討が軽くなっているのが気にはなっており、もう少し考える時間を強制的に作らないといけないなと思っています。
課題感
自分に間接業務を回したこともあり、見えてくる景色もだいぶ違ってきています。再度、会社のシステムとして作り直す必要があるのかなという気もしています。
市場変化
内製化による開発ニーズの変化、生成AI関連での製造技術の向上などは、これまで言われてきたことが顕在化してきていると思います。
プロジェクトを横断的に見ているとシステム開発のスタイル自体に対して、イノベーター理論の裾野が長くなっている感覚もあります。
規模の大きな開発では、従来型の開発を良しとしているシーンもあれば、小型で新しい技術を積極的に取り入れるチームなどは 新しい技術・進め方などが取り込まれています。
こういう差分は 業界やプロジェクト環境などに依存しそうではあるのですが、いずれは徐々に遷移していくんだろうと思うので、会社としても滑らかにスイッチしていくべきかなとも思っています。スイッチは掛け声でできるものでもなく、取り組む仕事自体を変化させていかなくてはならないので、今後着手する具体的なプロジェクトのウェイトを変化させていく必要があると思っています。
統合的な設計は引き続き必要
開発プロセスの整備・プロジェクト計画・UXデザイン・アーキテクチャなどの設計関係は変わらず考えないといけないことですし、AIに適切な「問い」を与えるためにも周辺の情報を広く収集する能力は変わらず必要になってくると思います。
基礎能力としては、設計関連は引き続き会社として育てていく必要があり、体制面・学習面の強化もしていきたいです。
今後の流れ
基礎としては、設計関連を中心に育てていきます。 ただ、あまりに基礎的な話になるので、マーケティング的には何の効果もないなとは思います。
今後、エンタメ・学習・システム開発の領域に絞って、普段の開発・サービス開発などを総合的に考えていこうと思っているので、普段のプロジェクトにおいても実際のプロジェクトにも役立つ形でテーマを整理し、取り組めるようにしていきたいです。
また、自分が1人で横断的に見ている情報を展開するような内部のシステムも再構築する必要がある為、内部システム自体も3月に向けて再構築したいとも考えています。
変化の大きい時代に対応していく為にも、しっかり整理し動いていきたいと思います。