
はじめましての方ははじめまして、そうでない方はこんにちは。しくみ製作所でWeb開発をやっているokayuです。普段は弊社のサービス reBako.io の開発に携わっています。
前回『快適な仕事環境のための自作キーボード入門』と題して自作キーボードのアレコレを語りましたが、そこそこ好評だったようで嬉しく思います。今も引き続き使っているこのキーボードも喜んでいることでしょう。
さて今回は少し仕事の話から離れまして、ゲーム(TVゲーム、ビデオゲーム)のコントローラーを自作する話をしたいと思います。私はプログラマーでゲーマーで技術オタクなので、やや話が長くなるかもしれませんが、これも生き物のサガなので許してほしいです。
しくみ製作所はITの会社ということもあってか、意外とゲーマーが多いです。読者の皆様もきっとそうだろうと信じて、少々マニアックな話をします。
ゲーム用のコントローラーと聞いて、みなさんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。Nintendo Switch の Joy-Con ですか? それとも PlayStation 5 の DualSense ですか? もしかするとファミコンやスーパーファミコンのコントローラーかもしれません。
上記に挙げたコントローラーは、いずれも「ゲームパッド」と呼ばれるたぐいのコントローラーになります。手に持って(あるいは握って)操作するタイプのコントローラーです。このようなコントローラーがもっとも一般的な、よく使われるタイプのコントローラーではないかと思います。
しかしゲームのコントローラーはゲームパッドだけではありません。たとえば、Wii のリモコンなどは特徴の強いコントローラーの一つです。ほかにも片手用コントローラー、ハンドルコントローラーなど、ゲームをプレイするためのコントローラーは多種多様です。
さて、そんなゲーム用コントローラーを自作する人間がいることをご存知でしょうか? かく言う私も、コントローラー自作勢の一人です。
私が自作しているのは、いわゆる「アーケードコントローラー」略して「アケコン」と呼ばれるような、大型のコントローラーです。おもにゲームセンターの環境を自宅で再現するためのコントローラーです。音楽ゲームや格闘ゲーム、シューティングゲームをプレイする人は馴染みがあるのではないでしょうか。

私の持っている市販のアケコンと、自作したアケコンの **一部。**たぶん探せばまだまだある。なんでこんな大型で場所を取るコントローラーをいっぱい持っているんですかね……? みなさんは家族に怒られないようにしましょう。
アケコンは、大型ゆえに作りやすかったり、ボタンやスイッチなどの部品が単品で販売されているなどの理由で、自作するのにもってこいのコントローラーです。実際、SNSでは数多くの人が自作アケコンを投稿しています。
なぜ、このようなアーケードコントローラーを自作するのでしょうか? 理由は人それぞれではありますが、主な理由は以下の4つです。
よく利用されているタイプのアケコンには、メーカーから市販されているものがあります。たとえば、格闘ゲームやシューティングゲームで使用される「アーケードスティック」は、HORI や Qanba、Victrix などから多くのモデルが販売されています。
しかしこれらの市販品は安いものでも2万円前後で販売されており、お世辞にも安いとは言えません。高級モデルだとなんと5万円を超えるものまで存在します。