はじめに
子育て世代が多く在籍するしくみ製作所。 2022年度は、5名が育休を取得しました。(tanukitiさん育休ブログも是非ご覧ください)
今回は「育児パパ座談会」と題し、hozumさん、tonchimさん、nodaさんにお集まりいただき、日頃の育児について語っていただきました。育児で大変なことや仕事との両立で気をつけていること、フルリモートで働くしくみの環境はどうか等を聞かせてもらいました。
—— 本日はありがとうございます。まずは皆さんの自己紹介、そしてお子さんのご紹介もお願いいたします。
hozum:入社10年目を迎えました。妻と息子、両親と二世帯住宅に住んでいます。オカメインコのピーナッツとワンコも一緒にいて賑やかです。
仕事は主な役割としてPMをやっています。
息子は2歳7ヶ月で、イヤイヤ期が少し落ち着いてきたかなという感じです。トミカやブロック遊びが好きですね。今、田舎で子育てしていますが、これからどうしていったらいいのかなと漠然とした不安もあるので、今日は先輩のお二人にいろいろお伺いできたらと思います。よろしくお願いします。
tonchim:妻と息子の3人暮らしです。バックエンドもアプリもフロントエンドもいろいろ手を出しがちです、エンジニアやっています。趣味でイラスト描くのが好きです。
息子は6歳で、この4月に小学校に入学します。ゲームやったり、YouTubeの視聴が好きですね。ぬいぐるみが好きで、動物園に行く度に、あとは好きなゲームのキャラクターを買ったりしています。今日は良い記事になるように頑張ります。笑!
noda:妻と娘、息子の4人家族です。PMとエンジニアをやっています。
娘は小学4年生で、ポートボール部に入っています。ゲームや人形遊びが好きです。
息子は小学1年生です。かっこよく見せたいみたいで、剣や弓のおもちゃなんかで遊んでいます。あとは工作が好きで謎の物体を量産しています。皆さんどんな感じで育児しているのか興味があります。よろしくお願いします。
—— お子さんが生まれてから、働く上で一番に感じた変化はなんですか?
hozum:子供が体調を崩しがちなので有給を使って休むことが増えましたね。就業時間内は集中できる環境にはしているので、そこまで生まれてから大きく変わったという実感はないんですが。
tonchim:hozumさん同様、子供が体調崩して登園できない時は、休みを取らないといけないことがどうしても出てきますよね。妻が医療関係に勤めているのですが、患者さんも多く、いつも融通が利くわけではないので僕がみることが多いかな。
noda:僕も妻がシフト勤務なので時間帯がいろいろなのですが、ワンオペで面倒見なきゃいけないことがあります。しくみ入社以前だと、おそらく鍵っ子になっていたのではないかな、なんて考えることもありますね。
hozum:生活はかなり朝型になりましたよ。
tonchim:もう夜中までゲームはできませんね。
一同:笑
—— 偶然にも皆さん奥様がフルタイムで働かれていますね。家でパパにお子さんをみてもらえるという安心感の中でお仕事できるのは心強いと思います。そんな中で、子育てと仕事の両立で意識していることはあるのでしょうか。
hozum:自分が休むことでプロジェクトの進行がブロックされないように気をつけています。自分が取り組まないと、他のメンバーが仕事に着手できないような依存関係の高いタスクは優先的にこなしていますね。
noda:わかります。僕も自分がブロッカーにならないように立ち回るよう心掛けています。他のメンバーの動きが止まらないように、自分で完結する仕事よりも協働している仕事を優先的に処理しています。
クライアントに影響するタスクはもちろん先行させて、残りが後でも大丈夫なものだけになったら子育てを優先させてもらうこともあります。
tonchim:僕はできるだけ残業することがないような進め方をしている・・・つもりです。笑
あとは、皆さんと似ていて、自分が休むことで大きく影響がない限りは、妻に代わって休むようにしています。状況に応じて早めに連絡して対応するように意識していますね。
hozum:MTGに関しては、重要度の高いものはその時間だけ出社するように調整したりもします。後での確認が二度手間だったり、把握しておくべきことが多い等ありますし。一日休みをもらっている日でも、夕方に一言Slackだけ返事したりすることもあります。僕はそれが苦じゃないので、特にクライアントさんをお待たせしないようには心掛けていますね。
子供としっかり向き合える時間が作れるしくみでの働き方
—— 皆さん優先度を決めて、滞らないように動いていらっしゃいますね。実際、子育てをする上でしくみの環境はいかがでしょうか。
hozum:僕はしくみへの入社を機に(リモートワークのおかげで)実家に帰ることができたので、両親や義理の両親の協力も得られていることは非常に大きいなと実感します。
あとは、なんと言っても出退勤の物理移動がないことで、その時間を子供の保育園の送迎に使えることですね。すごく有難いなと思っています。
tonchim:めちゃくちゃわかります。オフィス勤務と比べて子育てに割ける時間が格段に増えましたね。しくみに入社する前は、通勤に1時間くらいかかっていて帰宅はいつも20時くらい。妻にかなりの負担をかけていたし、僕自身育児に関われなくて寂しい思いをしていました。これがきっかけとなり、リモートでの転職を決意したんです。
noda:僕も長女の誕生をきっかけに妻の地元へ戻りましたが、周囲の状況の変化もあり、夫婦で協力しなきゃいけないことは増えましたね。でも、しくみは、その時々の子供の状況に合わせて働き方を変えることを許容してくれます。保育園時代は、送ったあと早めに出社して、その分お迎えの時間を早くしたりしていましたが、共に働くメンバーの事情に周りのメンバーが協力してくれる姿勢が常にあって有り難く感じていました。子育て世代が多いからでしょうか。子供を優先しなければならない時に、いってらっしゃい等と気持ちよく声を掛けてくれることばかりです。
tonchim:保育園の参観に中抜けで行けるのも有難いです。
noda:先日も参観日に行ってきました。
hozum:丸一日とか休む必要はないけど、ちょっとパパッと行って後で補填できるのはすごく助かります。
一同:わかります!
hozum:あと育休を取りやすい雰囲気があるのもいいことだと思っていて、両親がいるし大丈夫だろうと思って取らなかったけど、後ですごく後悔しましたね。特に最初の2ヶ月。夜泣きやミルクが落ち着く頃までは休めばよかったなぁと思いました。
tonchim:同感でしかないです。僕は前職で育休を1ヶ月取得しましたが、全く足りませんでした。hozumさんの言うように2.3ヶ月は欲しかったな。
noda:まとまった育休は必要ですよね。はい、僕も前職で数日しか取っていません・・・。何もできずに終わりました・・・。
tonchim:だから育休はみんなに是非取ってほしいと思っています。
子育てが余裕を持ってできるようになると、自分の時間もある程度確保できるようになって、これも嬉しいことのひとつですね。僕の場合は、イラスト描いたりゲームですが、趣味に充てられる時間ができるというのは、とても気分転換になっています。
—— 会社が推奨と言っていても、実際休みやすい雰囲気や休める体制がなければ難しいですよね。皆さん「育休は絶対取得するべき」と口を揃えておっしゃっています。今後社内でもどんどん取得が進むといいですね。
さて、この際なのでそれぞれのご家庭の育児ルール等も聞いてみたいなと思っているのですが、いかがでしょうか。
hozum:子供に対しては、主体性を大切にしています。やりたいことにチャレンジできるようにしてあげたいと思っています。少しずつこちらの言うことも理解してくれるようになっているので、叱る時にはしっかり理由を説明します。返事だけはいいですね。笑!
あとは、やることはやってから遊ぼうねと伝えています。歯磨きとかお風呂とか。
妻とは余暇時間を最大化できるように頑張ろうとは言っています。 21時までに寝かしつけるのが目標なんです。ただ、寝かしつけを妻がやっているので一緒に寝てしまって、余暇時間がないと言われてしまっています。
tonchim:あ、下唇を噛みながら寝かしつけるといいですよ。絶対起きられますから。奥さんに伝えてください。
一同:爆笑
hozum:それ tonchimさん限定じゃない?
tonchim:はい、科学的な根拠はありませんが。笑!お勧めします。
うちも叱る時は、相手の状況と心情を説明して、自分ならどう感じるか等を考えてもらえるようにしています。何も言えなくなるような叱責はしないと決めていますね。
最近少しは落ち着いてきたんですが、質問がすごく多いんですよ。その際に、適当なことを答えないようにしていて、できるだけ調べたり、わからないことでもこうなっているから、こうなのかもしれないね等、理由づけて一緒に考えるようにしています。
noda:妻と私の両方で叱らないで、なるべくどちらかは子供のフォローに回れるようにしています。きっかけは子育て本かなんかだったと思います。その後、妻と話してそうだね、となってそれからは実践しています。たまに失敗しますが。
あと、ゲームや動画は平日18時以降からとしていて、日が高いうちは外で遊んだり、体を動かす遊びをできるだけしてほしいなと思っています。
妻がシフト制なので、子供たちの習い事もあり、意外と家族全員が揃わないことがあるんですよね。なので揃った時はなるべくお出掛けするようにしています。
—— なるほど。叱る時のことを皆さんよく考えていらっしゃいますね。各ご家庭でいろいろなルールがあって面白いなと感じます。最後にパパ同士、何か聞いてみたいことはありますか。
tonchim:スマホいつから持たせようとか、考えますね。
noda:うちはお古のスマホを使わせています。連絡手段としては使えないんですが、写真も撮れるし、結構満足しているみたいです。中学生くらいかな、塾に行くようになったら連絡手段が必要だとは思っているのでそのタイミングかなぁ。
tonchim:なるほど、SIMを入れていないと安心なところはありますね。操作性には慣れることができるしいいかも。
noda:やってよかったこととか知りたいな。
tonchim:いろんな体験をさせてあげようと心掛けています。最近行ったキッザニアがとてもよかったです。え、そんなことに興味があったの、と驚いたり新たな発見もできますよ。
noda:都会は選択肢が多くていいですよね。でも、キッザニアは行きたいところリストにも入っているので、近々行ってみようと思います。
hozum:うちは田舎も田舎なので、小学校が10人くらいになりそうなんです。他の子供たちと一緒に学べて遊べる環境を作ってあげたいと強く思っているところです。
tonchim:少人数ならではの良さもありそうですけどね。
hozum:近所にも同学年がいないので、年齢の近い姉の子供たちと遊べるのは有難いです。 僕は公文式をやっていたのですが、終わって友達と遊ぶのが楽しくて。もう僕が塾を開くしかないですかね。笑!
プライベートを犠牲にしない環境で
今回は子育て真っ只中のhozumさん、tonchimさん、nodaさんにお話を伺うことができました。皆さんしくみに入社しリモートワークになったことで、環境が変化し働きやすさを感じてもらえているようです。また会社の柔軟な考え方により、優先順位をつけながら臨機応変に対応することで、お子さんたちに関われる時間を工夫して作られているのが印象的でした。
しくみ製作所は、育休取得者も増えており、休暇中だけでなく復帰後も含め安心できる環境を提供していきたいと考えています。今後も仕事とプライベートを共に充実させながら、しっかり働ける環境づくりに取り組んでまいります。