好きなことを原動力にフルリモートでの働き方を楽しむ「メンバーインタビュー〜harada編〜」

Date
November 1, 2024
image

はじめに

しくみメンバーの魅力を伝えるインタビューシリーズ。 第10回は、業務委託から正社員転換された ”haradaさん” です。

前職は長距離通勤だったそうで、フルリモートになった今、ワークライフバランスが整ってきたとのこと。そんな現在の様子をお伺いしました。

メンバーがこれまでの歩みを振り返る形でご紹介いたします。

ゲームとの出会いが広げた未来

兄がいるので幼少期から、一緒に遊んだり真似をすることが多かったように思います。ゲームの入り口も兄がやっていた任天堂系でした。小学生の頃からオンラインで交流しながら、プレイヤー同士で繋がることの楽しさも感じていました。今思うと、これが原体験だったのかもしれませんね。

将来はPCを使う仕事に就くのだろうなとふわっと思いながら、高校は普通科で学びつつ、大学は情報工学科に進みました。情報工学と一口に言ってしまうと多岐に渡るのですが、私は膨大なデータの中からユーザーにとって最適な情報や商品を提案するレコメンド機能の研究を進めていて、その後、大学院に進んでからもこの取り組みを続けました。ユーザー体験の向上やビジネス価値の創出において重要な役割を果たしている分野です。今後活かせる時が来るといいなと思っています。

初めての開発経験は、大学院の時に始めたバイトでした。アポ先のリスト整理やサイト上から電話をかける営業の顧客管理システムに携わりましたが、何がどうなっているのか全くわかりませんでした。研修に研修を重ね概要を把握し、少しずつではありますがスキルも身につけていきました。教えてくださる先輩が大変優しい方だったのが救いでした。

image

この頃には、ゲームの配信も始めていました。何かやってみたいなと思っていて、対戦成績が自分の使用しているキャラクター内で1位になったら挑戦しようと決めていました。大会等、イベントでも交流が増えていって、同じキャラクターの人に声を掛けてもらったり、プレゼントをもらったりと、振り返ってみてもたくさんの思い出がありますね。 これは今にも言えることですが、ゲームを通してたくさんの経験をさせてもらっているなと改めて感じます。

理想の環境へ踏み出す一歩

前職では、動画のエンコードから配信までを一元管理できる配信プラットフォームの開発に従事していました。動画配信の裏側を支える管理者向けの画面を提供するものです。 私は、動画素材のアップロードと管理、楽曲との連携機能、配信スケジュールの一元管理等の機能を実装していました。主な役割はバックエンドで、データベースの設計やAPIの開発、サーバーサイドのロジック構築に取り組んでいましたが、フロントエンドの管理画面のUI/UX改善にも一部関わりました。

こうさらっと言ってみたところで、駆け出しのエンジニアです。周りは全て先輩ですし、開発レベルも高いものだったので、その期待に応えるのはすごく難しいものでした。業務量も多く、残業時間も増えていく中で、コロナ禍が明け出社頻度が増加したことも負担になっていきました。

こうした背景から、自分自身が今後どのようにキャリアを進めていくべきか見直す必要があると思い始めます。仕事に対しても周りと比べるばかりではなく、もっと落ち着いてスキルを伸ばしていけるような環境、そして長い通勤時間から解放され、自分の時間を持ちたいという思いもありました。

そして、登録したエージェント経由でしくみ製作所と出会うのですが、既にゲーム配信も生活の一部となっていた私は業務委託として参画する道を選びます。フルリモートは初めてでしたが、開発、意思疎通、プライベート等、困り事もなく働けていた為、面接時にお声掛けもあった正社員へと転換させてもらうことにしました。

image

リモートワークならではの働きやすさと、適切なコミュニケーションを図れていることを実感できたことが大きかったと感じています。

チームの支えと学びの中で

これまで関わったプロジェクトでは、フロントエンドやインフラ周りに携わる機会もありつつ、バックエンド開発が主軸です。

思い返してみると、ボリュームの大きな改修タスクは大変だったなと感じます。タスクのみが振られる形で進められる場合は、途中で要件や仕様に変更が生じた場合の手戻りが重荷となります。基本的なことだとは思いますが、認識合わせの確認をする為に積極的に相談を行う、エラー条件等の細かい部分の実装についても丁寧に摺り合わせる等を心掛けていきました。また、早めの共有も大事になってくることを痛感しました。

現在は、教育管理システムを扱う案件に携わっています。このシステムでは、授業や講師のアサイン、受講生の募集から授業の進捗管理まで、一連の流れを管理する仕組みが求められています。私の担当は主に授業の進捗管理機能のバックエンド開発ですが、この部分はシステム全体と密接に連携するため、基幹システムの構造を理解する必要があり、深い学びを得る機会となりましたし、他の人が書いているコードを見ながら開発できるというのが初めての経験だったのでとても新鮮でした。

image

周りの方々が話しやすい雰囲気を作ってくれているので、質問のしやすさへも繋がっています。まだまだエンジニア経験の浅い私は、概論から教わることも多くあるので有難い環境です。経験豊富な方々から学ぶことが多く、それは技術的な知識だけでなく、チームとしての進め方、課題解決の方法等、その内容は幅広いものです。 開発を通じて、少しずつでも自分のスキルアップが感じられるようになれたらなと思います。

そして、開発が自分のベースにあることは間違いありませんが、今後のポジションについてもPMやテックリード、デザイン系等、自分にとって何が最適なんだろうとぼんやりしています。ただ、今は目の前の仕事をしっかりとこなしていくことが重要だと思っているので、その中で得られる経験や知識を活かしつつ、自分の関心や適性を見極め、どの方向に進むべきかを考えていきたいと思います。

自分らしい働き方で続けていきたい

プライベートでは、無理のない範囲で趣味等を楽しみ、充実した時間を過ごせているなと感じます。現在は主に動画配信を行っていますが、将来的にはWebサイトの制作にも挑戦したいと考えています。日々の業務での経験を活かしながら、自作のWebサイトをもっと増やしてみたいという思いがあり、例えば、ゲームの戦績を管理するようなサイトを勉強がてら作れたらと思っています。

また、フルリモート生活を送る中で、体力維持の必要性を感じています。体力不足を特に感じる場面はまだないのですが、確実に運動不足ではあるので。近いうちに何か始めたいです。

休日は基本的に家で過ごし、ゲームをしていることが多いです。外出時にはゲーム関連のイベントや大会によく参加しています。成績は気にせず、経験を積むことを目的にチャレンジしていて、こうした活動が新たな楽しみとなっています。

ゲームや配信は、もはや趣味を超えて私の生活に欠かせない存在です。自分の時間を大切にしながら、仕事と両方を充実させていきたいと考えています。

さいごに

リモート環境では、周囲に察してもらうことを期待するのが難しくもあると思います。画面越しのコミュニケーションや自ら伝えていくことにやり辛さを感じない方だと、よりスムーズに仕事を進められると思います。また、顔が見えないからこそ、冷静に対応でき、穏やかなコミュニケーションが取れると、より良い協力体制が築けるのではないかと思っています。

私もまだ経験が少ないですが、フルリモートワークを楽しみながら皆さんと共に成長していけると嬉しいです。

🖋
新着記事