はじめに
はじめまして、ichikawaと申します。 2022年8月からしくみ製作所のポテンシャル枠エンジニアとして働いています。 本記事ではこれまでのキャリア、入社後のこと、これからの目標を書いていきたいと思います。未経験からWEBエンジニアを目指す方、そしてしくみ製作所に関心を寄せている方の参考になれば幸いです。
これまでのキャリア
- 新卒から8年間ほど保険系SIerでシステムエンジニアとして働く
- 仕事と並行してプログラミングスクールに通い、転職
大学院で金融工学を研究しており、価格(数式)をプログラムに落とし、数値検証をやっていました。その経験を生かせると思い、保険系SIerに就職しました。実際にアクチュアリーが作った保険料(数式)をCOBOLに落とす仕事をしていました。
保険料を計算する共通部品を開発していた特性上、品質が重要で間違いなく計算するということばかり念頭においた開発でした。そのためか、エンドユーザーの声を聞きながら、機能を実装するWEBアプリケーションを開発してみたいと思うようになりました。紹介でフィヨルドブートキャンプを知り、2年ほど通いました。その後、しくみ製作所にポテンシャル枠エンジニアとして転職しました。
入社後のこと
受託開発のプロジェクトに所属し、業務システムやモバイルアプリ用のAPIの開発を行っています。WEBアプリケーションのフレームワークとしてはRuby on Railsを使っています。
今までとは違う業務知識が必要なので、最初はかなり戸惑いましたが、メンターの sakaguchiさん のおかげでなんとか開発やっています。特に入社1ヶ月目は毎日1時間ほどコワークをしていただいていました。わからないことが沢山あることで焦ったりもしましたが、「徐々にやりましょう」と言っていただき、混乱しないようにあえて時間を置いて教えていただいたりもしました。
入社して4ヶ月目に入りますが、少しづつ、業務知識がついてきているのを感じています。
サポートや挑戦できる環境が印象的
- 成長をサポートする寺子屋
- 心理的安全性の高い開発プロジェクト
- 失敗をしたことを理由に非難しない
- (挑戦するために)失敗を許す文化
入社してすぐ、寺子屋に所属して、技術力、仕事力、学習力のキャッチアップを行います。もっとも感動したのが、目標を達成するために日々の業務や行動に落とし込むしくみがあるという点です。
前職の研修でコンピテンシーを勉強していたのですが、優秀な人の振る舞いを勉強したところで、なかなか自分の振る舞いとして実現できないなと感じていました。今は寺子屋の1 on 1等を活用し、スモールステップから始め、達成できたら次のステップを決め、実施する、それを継続することで自分の行動が改善していくのを実感しています。
失敗したことや困りごとのなかで、個人だけでは解決できないものを拾い上げ、チーム全体で取り組んでいただき、助かっています。一人で悩み続けることがなくなりました。
例えば、開発をしていて実装がなかなか終わらず、スケジュールを複数回引き直したことがありました。自分の見積りが甘かったので、タスクの見直しや粒度を細かくして報告したのですが、まだ知識が十分でないという側面もあるので、チームでタスクの抜け漏れがないか確認しましょうと言っていただきました。自分ができることをチームに甘えていてはいけないですが、(今はまだ)できないことを認めた上で、できるようになるために、チームにサポートをお願いするということも大事だと学びました。
プロジェクトで難しいissueを渡されるとき、不安感や逆に迷惑をかけてしまうんではないかという気持ちが先走ってしまうことがよくありました。その時に、メンターの tottyさん から「難しいissueなので、できなくてもしょうがない、できたらラッキーでやってみませんか」と言っていただきました。プロジェクトの方が自分の成長を楽しみにしてくださっていることがとても嬉しかったです。また今では分からないことが分からないような難易度の高いissueでもやりたいと思えるようになりました。これからは、挑戦して成長していきたいです。
目標に到達できるという確信
中長期の目標は、安心して仕事を任せてもらえるサーバーサイドエンジニアになることです。幸いにも目標となるエンジニアの方がたくさんいるので、自分の現状と目標とのギャップを埋めるために行動していきたいと思います。日々業務を振り返り、アクションを考え、またその振り返りを繰り返して、改善していきたいです。
今回、入社後5ヶ月を振り返り、改めてしくみ製作所に入社してよかったと感じています。
なぜなら、自分の中での目標(インフラもできてサーバーサイドに強い、頼りになるエンジニアになる)が日々継続すれば到達できると思えているからです。それは、心理的安全性が確保されており、挑戦できる環境もある、さらに成長をサポートする寺子屋があるおかげだと思っています。