「いい仕事を生み出す進路選択実践例をご紹介」高崎東高校で 働くについて講演vol.02

Date
November 5, 2022
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はじめに

どうもこんにちは。ここ最近寒くなってきた中、いつまで半袖短パンで耐えられるかに挑戦中の豊川です。

#もってあと数日

#小学校の頃にいた1年中半袖短パンのやつ改めて凄すぎ

2年前から群馬の高校生に向けて「働くのリアル」を伝える講義の講師を務めさせていただいているのですが、ちょっとした気付きがあったので共有したいと思います。

なぜこの様な活動をするようになったのか?について気になる方は、コチラの記事をご覧ください。

そもそもの己の成長

「2年前から」と言ってますが、実際の講義自体は年に1〜2回なので、実質4回目くらいの講義にはなるのですが、その中でもまず、己の成長は感じられました。

2年前に初めて高校の教壇に立たせていただいた時には、心臓バクバクで「上手く話せるか?」みたいなことばかりが頭に浮かび、学生の反応を見る余裕もなかったように感じます。

結果としては2人1組だったこともあり、もう1人の講師の方が引っ張ってくれたことで、その場は上手く収められました。

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そして現在。先日の講義では当時の緊張はどこにいったのか、ひたすら学生に絡みに行く半分ウザいオッサン(いや、お兄さん)キャラで、その場を楽しめるような雰囲気作りに徹することができました。これは自分がすごいというよりは、シンプルに「慣れ」の話で、1-2回やれば誰しもパターンが掴めてくるので、どちらかというと1歩目を踏み出した自分を褒めてあげたいという感じです。それでもまぁ、余裕が出てきたことで成長はしてるかなと感じました。

#頑張ったね2年前の俺

もう1つ成長を感じたポイントが「肩書が増えている」ということ。

2年前の自分が作った資料を見返しましたが、「しくみ製作所のエンジニアと採用と広報をやっているかくれんぼおじさん」という具合でした。

今回作成っした資料では「しくみ製作所ではCS / PM / セールス / 採用、それ以外では副業エンジニア / 移住定住サポーター / 農業アルバイト / プログラミング講師をやっているかくれんぼおじさん」というような紹介をさせていただきました。

#肩書コレクター

歳を追うごとに人との繋がりも増え、その度に「面白そうっすね、やります、やります」と答えてきた結果です。どこに向かっているかと言われれば、特に「面白そうなこと」に飛びついているだけなので自分でもわからないのですが、人生1回だしいいんじゃないか?みたいな話を高校生にお伝えしました。(もうちょいフォーマルには伝えたのでご安心を)

若い世代の成長と社会の成長

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ようやく本題なのですが、若い世代は年々成長しているということを今回の講義で強く感じました。この話は「1年生が2年生になって成長した」という話ではなく、「毎年高校1年生のレベルが上っている」ということです。

初めて講義をした時に高校1年生に向けてお話をしたのですが、今回も同様に1年生が対象でした。「聞く姿勢」と「質問の内容」が素晴らしく、生徒のみんなが前のめりで話を聞いてくれたり、自分の言葉で物怖じせずに積極的に語ってくれる姿に感動しました。

他の教室で講義をしていた別の講師の方とも話をした際に、同じ感想をもっていました。どうやら今の世代は中学生の段階でキャリア教育を受けているとのこと。それが影響しているかどうかはわかりませんが、自分の知らない間に社会的なしくみは改善されていて、そのしくみの中で生きる若い世代はどんどん成長しているんだなと感じました。

「今どきの若者は」みたいなネガティブワードがありますが、もうね、若い世代に教えるとかいうそういうおこがましい時代は過ぎ去ったんじゃないかと思います。如何に若い世代との接点を持ってこちらも吸収していくか、そんな姿勢でいたいなと思いました。

まとめ

こういった1年とか半年スパンで講師業をやることで、自分の人生について振り返ったり、若い世代との交流を通した世の中の変化を感じるような機会に恵まれ、教えるというよりも教わることのほうが多いなぁと感じています。

今後も回を重ねるごとに何かしら気づきが得られると思うと、もう楽しみで仕方ありません。次の講義が待ち遠しいですし、何ならもう少し裾野を広げて他の中学や高校でもこうした機会を得られないか?模索してみようかなと思いました。

っということで、今回の投稿は以上です。それではまたお会いしましょう。

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