しくみ製作所の緩急のバランスが好き・家族がいつも側にいる最高の環境で「メンバーインタビュー〜Sparrow編〜」

Date
June 2, 2022

しくみメンバーの魅力を伝えるインタビューシリーズ。 第6回は、デザインの匠こと”Sparrowさん” です。

仕事に関しても多方面での経験があるSparrowさんですが、幼少期からの多才ぶりも伺える内容となりました。また、ご家族への想いも語っていただいています。

メンバーがこれまでの歩みを振り返る形でご紹介いたします。

夢中になるとそれしか見えない

背が伸びてほしい一心で小学校ではバスケ部へ。ちょうどその頃、3on3が流行っていてクラスでメンバーを募り、チームを結成しました。町田の東急ハンズで大会があったので、出場したところ見事優勝。これが第一回目だったこともあってか、テレビ神奈川から取材を受けましたね。いい思い出です。 6年生の時には、地元のショップがスポンサーについてくれてスケボーの大会にも出ました。PCと出会ったのもちょうどこの頃ですね。5歳上に兄がいるんですが、その兄が受験勉強用に持ってたPCを一緒にさわらせてもらっていました。というか、こっそり使う時もありましたけど。当時は、DOS/Vでした(笑)。

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中学生になると、一年目のいわゆる「走らされるだけのバスケ」が嫌になり、スケボーやローラーブレードやモトクロスにどんどん夢中になっていきます。そんな矢先、スケボーの練習中に手首を骨折してしまいました。これがトラウマとなり、怪我から遠い生活がしたくなったんですね。ここから一気にインドアの生活に傾いていくことになります。

元々デザインは好きだったので、グラフィティアートに興味を持って、よく落書きしたりしていました。高校生の頃にはPCも自作で組んだりできるようになっていて、しっかりオンラインゲームにも没頭。ゲームをやっていると、掲示板とかチャットにも興味が派生していって、どうやって作るの?自分で作っちゃいたい!と思って、独学でマスターしました。

当時、コーディングからできるWebデザイナーってホントにいなくて、気がつくとアルバイトで仕事を受注するようになっていました。スポンサーになってくれてたスケボーショップのHP作ったり、母や兄の知り合いからも頼まれたりしながら、いろんな依頼をこなしていましたね。

報酬も一般的なその年代のアルバイト価格ではなかったので、有り難かったです。でもこのお金はPCのパーツ代に消えていて、でも今思うといい好循環だったなと感じます。

17歳からデザイナーっぽいことを始めて1年後、兄が「勤め先の系列会社がWebデザイナー探してるから来ない?」と誘ってくれて、HPをまるっと作ったりしていました。そこから他分野にわたり、いろんな経験をすることになります。

いろいろ経験したこれまで

グラフィックアートから派生して、ブレイクダンスやったりDJやったり。 ホント興味持ったらとことんって感じだったんですが、ダンスの師匠がRSCロックステディクルー(日本で初めてブレイクダンスを流行らせたチーム)のメンバーだったので、経営していたメーカーのアパレル店員なんかをやってたこともあります。

DJ時代のリミックスを聴きたい方は、こちらからどうぞ。

その後、ゲームマスターとしてメーカーに就職しました。オンラインゲームも相変わらずやっていたんですが、そのゲームが好きで好きで好きすぎて、HPに載っていた求人に勢いで応募したら採用されたんです。当時はまだ小さな会社だったので、ラッキーだったかもしれません。ここではWebデザインだけでなく、イベントの企画なんかもやらせてもらっていました。

2年くらい経って、デザイナーとしてフリーランスを経験。繋がりで仕事はもらいつつも、波はあるので足りない収入を測量(墨出し)で補っていました。 いろいろなコンペに参加したのもこの頃です。思い出深いのは「青山フラッグ」。青山通りの街頭にぶら下げるフラッグのコンペなんですけど、忘れもしない審査員は皆が知ってるような有名な方ばかり。そんな中で二次選考までいけたのはすごく嬉しかったです。あと、CSSでどんなことができるか、より良いデザインが作れるか、といったことが流行っていた時期でもあったので、チャレンジしてサイトに取り上げられたりもしました。その他海外のクリップサイトの Netdiver Magazine ( Web Site Monthly picked up ), Web cream, pages.think, CSS Beauty 等にも自分のWebデザインがクリップされたり、これも当時流行っていた WindowsUIカスタムの自作デザインが、deviantARTというデザインコミュニティにおけるダウンロード数トップを獲得(DAILY DEVIATIONS)したりして、それなりに手応えを感じられるようにはなりましたね。

こんな感じでフリーランスと正社員を繰り返しながら、今では考えられない原チャリで片道2時間かけて通勤したり(往復2時間でも嫌なのに 片道ですよ!)なんてエピソードもありつつ、結婚を機に「しっかり安定したい、家族との時間を大切にしたい」と強く思いながら出会ったのが、しくみ製作所(以下しくみ)でした。

多方面の学びが多い環境で

当時は、在宅メインの正社員雇用を探していたんです。 VR等のUIをメインにやっている会社をもう一社受けていましたが、社風の良さでしくみに決めました。仲の良さ、和気あいあいとした雰囲気は感じていたのですが、それとは対照的にビシッときめるところはきめる、ビジョンもしっかりとしていて、そういった緩急が魅力でした。

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あと、創業からフルリモートだという、知見の豊富さにも惹かれましたね。私にとって、リモート勤務はモチベーションに直結するものだったので、理解が及んでいないとか配慮がないと心配だなという気持ちはすごくありました。

そういえば、nakaneさん、fjさんとランチ会もしました。お二人とも話しやすくて、本当にいい人で、そういう面でも安心できたというのもありました。実際、しくみはいい人ばかりなので、入社後もその印象は変わらないですね。

2022年6月で4年程の在籍となりましたが、デザイナーとして集中できる環境で仕事させてもらっています。デザインチームは、皆優しくで思いやりがって、適度なゆるさはあるけれど向上心もあって、とても好きな世界観です。

入社してから、健康分野のコミュニティ案件や自社サービスのreBako、マルチゲーム等、たくさん関わらせてもらいました。現在はテレビ関係やっていますが、大変でありつつ学ぶことの多い毎日です。今も多方面に不毛な作業が発生したりすることもあって、今後どうしたら改善していけるかを開発の人達との会話から吸収したことやワークフローから学んだ事を基に、常に意識しながら進めている最中です。今後のプロジェクトに活用できるような型作りをしておきたいと思っています。

デザインで言えば、よく思うことのひとつに「実プロダクトの100%クローンである必要性はないはず」というのがあります。「どこまでデザインに反映するべきなのか」ってことにはいつも悩まされていますが、ここは明確な答えはないと思うので、今後も向き合っていきたいです。

仕事上のこだわりなんかの質問もあったのですが、そんなに特別なものはないんですね。挙げるとするなら、始める時にはひとまずいろんな概念、理論を調べるというインプットをすることでしょうか。意識しすぎると型にはまったデザインになってしまうので、どこまで従うかは考えます。ただこれも、これまでの経験から言うと、インプットしすぎると本当に頭が硬くなってしまうんですよね。なので、良いバランスを保てるように心がけています。バランスが崩れそうな時は、私にとってはゲームが一番!リセットできますね!

あ、こだわりではないですが、デザインを嫌いにならないようにしているというのはあります。「楽しいと感じられるようにするには」っていつも考えています。今の案件も大変なんですが、そういうところばかりを見ずに学びに目をやるようにしています。

うまくいくことばかりではないですが、嬉しいお言葉をいただいたりするとテンション上がりますね。以前、代表の車さん経由でクライアントさんからの評価が良かったと聞いたんですが、本当に嬉しかったです。対応が早い、思ったものに近いものが初稿で上がってきた等、モチベーションにも繋がりました。

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しくみはデザインに限らず、多方面での学びも多い環境です。優秀な人が多いです。会社運営とかマネタイズなんかも勉強になっていますが、これって透明性が高いからだとも思うんですよね。あと、在宅のおかげで公私ともに充実している人が多いせいか、ものすごくパワーを感じます。noriktさんは海外で伸び伸び生きてる感じですし、hozumさんは地方との共存を楽しんでいます。kamocさんのDIYはもはや素人の域を超えていますね。個性豊かな人達と共にできるのは喜びでもあります。

家族が力に

2017年に子供が生まれました。リモートでの働き方を選んだのも、子供に最大限の愛を注ぎたかったという理由からです。子供に対しては皆同じ気持ちだと思いますが、私の場合は自分が生まれた時から父親がいなかったことが大きいのかもしれません。

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思い返すと母が父親の役割も果たしてくれていたなと思うし、兄ともとても仲が良く、可愛がってもらっていたので、私自身はそこまで気にすることなく育ちました。ただ、時々弱音を吐いていた母の記憶もあるので、それはそれで理解しつつ、できるだけ子供にはそういう姿を見せないようにしようとも思っています。

母は今通院していますが、その送り迎えを担当しています。早くよくなってはほしいものの、週に一度会って話ができるよい時間でもあります。

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毎朝、妻が入れてくれるコーヒーで一日をスタートします。 国内外問わず、デザイン系のサイトをチェックして業務を開始、またお昼に妻と会話しながらご飯を食べます。子供が帰ってくると、夕飯前にひと遊びします。私の影響なのか、とにかく車とレゴが好きな子です。毎日遊んでいますね。一緒にお風呂に入って、絵本タイムで寝かしつけ、一旦私も一緒に寝ますが1時間程で起きて、そこからはフリーランス業務やゲームの時間です。基本的にショートスリーパーだと思うんですが、睡眠欲よりやりたいことが上回っていることもあって、長い間こういうサイクルで生活しています。再び寝るのは朝の4時くらいかな。

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前述しましたが、私は車が好きなので、休日はアウトドアが多いです。 妻がいろいろ考えて外に連れ出してくれているのですが、中でもディズニーは3ヶ月に1回は(もっとかも)行っています。あと友人家族とBBQしたり、なんだかんだ出掛けていますね。

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ワークライフバランスがとれているか?と聞かれたら、「ものすごくとれています!」と即答できます。仕事で、どうやって解決しようかなとか悩むループに陥りながら、それがストレスに変わりそうな時も、子供や妻の楽しそうの声を聞くとスッと飛んでいきます。家族が近いことは何にも変え難い大きな力になると実感しています。

さいごに

今後について、今デザイナーが皆共通で使えるようなテンプレートみたいなものを作っているので、それをどんどん進めていきたいと思っています。社外的にもOKなものがあれば出していきたいですね。個人的には「固定概念からの脱却」に努めたく、常に柔らかい頭で仕事していきたいです。

しくみの環境は、たくさん学び、時には悩み凹みで成長しながら、プライベートでは子供や家族としっかり向き合いたいと思ってる人にフィットしていると思います。 真面目なところは真面目、時には談笑してリラックスできるような人と一緒に働きたいです。

今回のインタビューに際して、いろいろ写真を漁っていたのですが、東日本大震災の時にSNSで無差別に物資募集呼び掛けて、個人的にお世話させてもらった方からのお礼の手紙が出てきました。

少しでも力になれたこと、役立ててくださったことがとても嬉しかったのを覚えています。

二度と起こってほしくはないですが、これからも何か身近で困っている人がいる時に、自分ができることを見つけて声を掛けていきたい、そう思っています。

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