Slack Slashコマンドでポモドーロ数を計測・生産性を高め楽しく仕事ができるように

Date
February 10, 2017
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yoshitsuguです。

みなさんはポモドーロテクニックを使っているでしょうか? 弊社ではここ最近ポモドーロが流行の兆しを見せていて、数名の社員が日々活用しています。

世の中には既にポモドーロタイマーなど便利なツールがありますが、今回は、こなしたポモドーロ数をカウントするSlack Slashコマンドを作りましたので紹介します。

背景

ポモドーロテクニックでは基本的には25分集中してタスクをこなし、5分休憩する、というサイクルを1ポモドーロと数えます。

その日こなしたポモドーロ数をカウントしておくと、自分が1日のうち平均でどのくらい集中できたか、またどのくらいポモドーロできない雑務に時間をとられているかがわかり便利です。

弊社ではこのポモドーロ数の記録として、最初は 1pomo, 2pomo, ..のようにSlackに投稿している社員がいました。 弊社Slackには各自の分報用Channelがあり、そこに投稿していました。

次に、以下のようにemojiでポモドーロ数をカウントしていく人があらわれました。

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そのうち、1日8ポモドーロくらいが弊社の標準になり、逆に8ポモドーロから減らしていく方向に記録をとるようになりました。

しかし、この記録は手打ちなので、SlackのSlashコマンドを利用すれば少し楽になるのではないか、と思い、今回のツールを作りました。

Slack Slashコマンド

Slashコマンドの実装は簡単です。

POSTリクエストをうけとれ、それに対して文字列もしくはJSONを返せるWebサーバをたてればよいだけです。 こちらを参考に。

チームにSlashコマンドを追加するには「Add an app or itegration」から「Build」を選択。

「Make a custom integration」-> 「Slash Commands」とたどっていくと設定画面になります。 設定画面からコマンド名やPOSTを送る先のURLなどを設定してください。

使用してみた様子

今回は /pomo コマンドというコマンド名で作ってみました。

/pomo reset でカウントのリセット /pomo done でカウント-1

といった感じです。

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こなした数も記録しているので、残りとこなした数両方表示することもできます。

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また、使用するemojiを変えることもできます。(/pomo d/pomo doneのショートカットです。)

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ソースコードなど

今回作ったコードは以下に置いています。

また、サーバーはIBM Bluemixを使いました。

まとめ

今回、こなしたポモドーロ数をカウントするSlack Slashコマンドを紹介しました。 生産性をあげつつ、楽しく仕事できるとよいですね。