はじめに
yoshitsuguです。 みなさんはポモドーロテクニックを使っているでしょうか? 弊社ではここ最近ポモドーロが流行の兆しを見せていて、数名の社員が日々活用しています。
世の中には既にポモドーロタイマーなど便利なツールがありますが、今回は、こなしたポモドーロ数をカウントするSlack Slashコマンドを作りましたので紹介します。
背景
ポモドーロテクニックでは基本的には25分集中してタスクをこなし、5分休憩する、というサイクルを1ポモドーロと数えます。
その日こなしたポモドーロ数をカウントしておくと、自分が1日のうち平均でどのくらい集中できたか、またどのくらいポモドーロできない雑務に時間をとられているかがわかり便利です。
弊社ではこのポモドーロ数の記録として、最初は 1pomo, 2pomo, ..のようにSlackに投稿している社員がいました。 弊社Slackには各自の分報用Channelがあり、そこに投稿していました。
次に、以下のようにemojiでポモドーロ数をカウントしていく人があらわれました。
そのうち、1日8ポモドーロくらいが弊社の標準になり、逆に8ポモドーロから減らしていく方向に記録をとるようになりました。
しかし、この記録は手打ちなので、SlackのSlashコマンドを利用すれば少し楽になるのではないか、と思い、今回のツールを作りました。
Slack Slashコマンド
Slashコマンドの実装は簡単です。
POSTリクエストをうけとれ、それに対して文字列もしくはJSONを返せるWebサーバをたてればよいだけです。 こちらを参考に。
チームにSlashコマンドを追加するには「Add an app or itegration」から「Build」を選択。
「Make a custom integration」-> 「Slash Commands」とたどっていくと設定画面になります。 設定画面からコマンド名やPOSTを送る先のURLなどを設定してください。
使用してみた様子
今回は /pomo
コマンドというコマンド名で作ってみました。
/pomo reset
でカウントのリセット /pomo done
でカウント-1
といった感じです。
こなした数も記録しているので、残りとこなした数両方表示することもできます。
また、使用するemojiを変えることもできます。(/pomo d
は/pomo done
のショートカットです。)
ソースコードなど
今回作ったコードは以下に置いています。
また、サーバーはIBM Bluemixを使いました。
まとめ
今回、こなしたポモドーロ数をカウントするSlack Slashコマンドを紹介しました。 生産性をあげつつ、楽しく仕事できるとよいですね。