はじめに
2020年、年末にしくみ納会が開催されました。
コロナにより今年はオフ会開催が見送られていた為、納会をオフ会のように位置付け、幹事の方々は随分前から様々な企画を考え、準備してくださっていました。
(そちらもコンセプト編・レクリエーション編・事業ムービー編として発信しております。オンラインイベントの成功事例としてもご活用いただけると思います、是非ご覧ください)
本当に楽しく、あっという間の時間となった工夫いっぱいの納会を今回は参加者目線からお届けいたします。
自社サービスreBakoによる実施
しくみ製作所では大規模オンラインイベントを開催できるツール reBako を開発していますが、今回はreBakoを使っての実施となりました。
ご覧ください、こちらの会場! 納会仕様で、真ん中にはなんとビュッフェが登場しています。近くに行ってモグモグといった具合で、まるでリアルな会場のようです。
「どのテーブルに座ろうかな〜」こんな時、話す機会の少ない人と、なんて思っていても人数が多いと迷ってしまうもの。しかし、今回は事前に注文していたお土産メニュー別に着席すると案内されていたので、とってもスムーズ。 ちなみに誰が何を注文しているかは全く知りません。 同じものを選んだという親近感の中、ワイワイと歓談を楽しみました。
同期性の演出
今回、会話が弾んだ要因の一つとして、同期性の演出が素晴らしかったということが挙げられます。コミュニケーションツールを使うことで当然ながら「時間」の同期性は図れますが、それだけではオフラインイベントほどの一体感は生まれないでしょう。この同期性をどう高めていくかが、オンラインイベントとしての体験価値向上のポイントだとも感じました。
食事
今回はこんな素敵なフードセットが届きました。皆にも同じものが届いているんだなーと開封しながら思っていましたが、社内のSlackにて「まだ届いてない」「きたー!」なんていう会話も繰り広げられており、派生した展開も面白く感じました。
「このナッツ、ピリ辛で美味しい〜」「ですよね!」なんて会話ができるのも、同じものを食しているからで、より深いコミュニケーションとなったと思います。
パーカー
事前に準備してくださったオリジナルパーカー。 カラーは5種類から選べるという贅沢な仕様で、納会にはこれを着て参加しました。席替えはこのロゴの色別に移動というのもあって、幹事の皆さんの発案に感心!不思議なもので同じユニフォームだと一体感だけでなく、より親しみが湧くものです。
「家族にとられそう」なんていう発言も見られるくらいパーカーの評判は上々で、同じデザインで個人的にTシャツを作った社員もいます。また、後日のMTG時にこのパーカーを着ている方々を発見!普段使いできるところもいいですね。次回も何かお揃いアイテムあるといいなぁ。
YouTube Live
お酒も控え、グリーンバックで頑張ってくださった総合司会のtottyさんに感謝。 「同じタイミングで同じ動画を見る」ということを何気なくしていましたが、この体験に対しての感想もコミュニケーションのきっかけになっていることに気づき、体験価値の向上に重要な役割を果たしているのだと感じました。
「しくみ意識調査」というレクリエーションでは、このようにアンケートを取りながら、自分が選んだ答えの座席に移ります。迷うことなく動くことができ、ストレスフリー!着席して待ちながら、誰が来てくれるのかなーなんて思っていたところに「ピコーン」という合図。同時にカメラが写って、「あ!○○さん、お久しぶりです!」という会話を何度しただろう。普段、業務での関わりがないと長期間お話しできていない人もいて、そんな挨拶から始まることも少なくありませんでした。そうこうしていると、あっという間にローテーションの時間となり「時間足りないな」と感じることに。しかし、たくさんの人と話せたと言う点では回転数が多くよかったのかもしれません。
上記の問いにて、私は「ウェイウェイ都会」を選んだのですが、同じテーブルには、nodaさん、sakkyさん、hozumさんが着席。全員地方在住者です。 ここでhozumさんが、皆の居住地を把握していない問題が発覚! (しかし、もう全員分を覚えてくれたはずです。)
↑こんな可愛らしい参加もありながら、和やかに楽しいひとときは過ぎていきました。
お土産メニューが当たった私は、後日こんなにたくさんの美味しいものたちが届きました。美味しくいただいておりまーす。 →
堅パンはホウレン草味が一番堅いです!
さいごに
今回の納会のGoodポイントとしては、
- オンラインでも満足度の高い懇親会イベントが開催できることがわかった
- 自社製品を使っての開催
- 実際の使用感を味わえた
- 席替え時の迷わない誘導
- 共通の話題のもと、ローテーションにてたくさんの人と話せた
- 4人テーブルで話しやすい人数だった
- 食事やパーカーの同期性の演出
Badとまではいかないが、気になった点は、
- 司会や登壇者にリアクションをもっとスムーズに届けてあげたかった
- 席のローテーションが早かった
- 会話が盛り上がったところで切り上げないといけなかった
- 第1回の完成度や満足度が高く、第2回へのハードルが上がった 笑!
このような感じでしょうか。 2時間があっという間で、日頃接点の少ない方と会話でき、大変有意義な時間となりました。ここまでのものを開催するには企画から準備、とても大変だったことと思います。改めて幹事の皆さんに感謝を伝えたいです。本当にお疲れ様でした、ありがとうございました! コロナ禍において、全てが様変わりしそうな昨今、コミュニケーションのあり方にも工夫が求められるようになりました。同時にオンラインでのイベント実施を余儀なくされる状態ともなりましたが、いざオンラインに移行した際に、オフラインで無意識に行われていた様々なことが実現できないのは仕方ないことなのかもしれません。そういったことを理解しながら実施することも重要かとは思いますが、今回の同期性の演出が体験価値を上げたように「いかにオフラインに近づけるか」をキーワードに組み立てることが、参加者の満足度の向上や新しいイベントの在り方へのヒントの発見に繋がるのかもしれませんね。
オンラインイベントの成功事例として、今回の納会がオンラインでの催しの参考になりますように。
次回は納会について社員の皆さんにとったアンケート結果をご報告いたします! お楽しみに!