はじめに
前回のブログで「多くの人と話せるきっかけ作り」を重視したことが書かれていました。ここで改めて、プログラムを見返しつつ、どうして動画を作ることになったのかをご説明したいと思います。
フリートークで話すネタがない!
当初のプログラム案では、代表 車さんの話のあとはボードゲームでも…程度の荒いものでした。しかし皆がコミュ強陽キャなわけではありません。共通のネタがないと話せない民もいるのです(補足:控えめな人間同士の場合、ゲームを進めるための業務的なやりとりで会話は終了します)。そこで、たとえ共通の話題が見つからずとも会社のことなら話せるのではないか?!という案が出ました。
誰が何をやっているのかわかりづらい、リモートワーク
しかし、ここでひとつ問題がありました。誰がどのプロジェクトでどんなことをしているのか、という全体像の把握はマネジメントしかほぼできていなかったのです。リモートワークは横に繋がりづらいという課題があります。フルリモートで5年のしくみ製作所、もちろん無策でやってきた訳ではありません。お茶会や分報、組織文化の醸成などさまざまな試行錯誤をしています(これらについてはまた別の機会に書くこととしましょう)。
仕事ネタを話したくとも、会社がどんなことをやっているのかわからなければ話すことが難しい…では説明しよう!(CV.富山敬)という話がきっかけとなりました。
作る上で気をつけたこと
納会用動画を作るにあたって気をつけた点は2つです。
1. まずはテスト
2. 成果物を映す
まずはテスト
納会準備は有志のため、通常の工数外の作業です。なるべく時間をかけずに作りたい。一気に進めて後からダメ出しされると非効率なので、事前に1本テストを作って幹事メンバーにレビューしてもらいました。そう、MVP的なやつです(そんな大層なものでもありませんが)。
私は普段reCoでの仕事が主ですので、reCoのリーダーhozumさんに手伝っていただきました。しかしさっそく事故発生!!!google meetにてデフォルト設定で画面の録画を行うと、内部音声が収録されません。結局3度やりなおし、最終的にはzoomを使いました。
なお、無音で話すhozumさんの動画はこのブログで供養することにしました(笑)南無。
成果物を映す
そのまんまです。これには2つ理由があります。
1つめ。動きがないと、単純に映像としてつまらないからです。個人的な感覚ですが、短い動画では3秒間話すだけの画面が続くと視聴をやめるのではないかと思っています。そのため、名前やスライドなどを適宜差し込みました。
2つめは、どんなことをやっているのかを具体的にイメージしてもらうためです。百聞は一見にしかず。プロジェクトの成果物を入れることで、かなり分かりやすくなりました。私自身、初めて知るものもたくさんありました。自分がペルソナだとプロダクトも作りやすいですね。 当然か。
おわりに
さて、ムービー制作の裏側記事はここでおわりです。最後に制作ツールや今回得たtipsを軽く記しておきます。まずツールですが、iMovieを使用しました。ただしiMovieでは字幕が固定位置で1箇所しか入れられません。今回はほかに文字を挿入したかったので、Keynoteにてグリーンバックで文字入れした画像を作り、動画に重ねました。 また、meetで内部音声が収録できなかった件についての納得がいかず、後日個人的に試行錯誤しました。無事できました。詳しくはこちらの外部記事をご参照ください。仮想オーディオインターフェースを噛ませることで解決しています。 それではまた!