コロナによって見送っているオフ会をオンラインで再現できたら「しくみ納会'20 at オンライン 〜コンセプト決め編〜」

Date
January 12, 2021
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新年明けましておめでとうございます。 しくみ製作所に入社して早4年、気づけばけっこうな古参社員になっていたデザイナー中根です。 本年も、しくみ製作所およびしくみブログをどうぞよろしくお願いいたします。 4年もいて今回が初のブログ投稿。みなさんがいつも読み応えのある記事を上げてくれるので、普通にただただ楽しく読む側になっておりました。 そんな自分が今回投稿するきっかけとなったのが、昨年末に開催した「しくみ納会'20」に幹事として参加したこと。 ちょっと長くなりますが、イベント事の記事なのでゆるっとふわっと読んでいただければと思います。 ちなみにこの納会、「オンラインオフ会形式」で開催しました。 ん、なにその単語?ってお思いの方。 わかります。ちょっと何言ってるかわからないですよね。 例えるなら、「頭痛薬」みたいなものでしょうか。「消毒(する)液」や「解熱(する薬)剤」の流れでいえば、頭痛薬って「頭(を)痛(くする)薬」になっちゃうと思うんですよね。それがいつの間にか「頭痛等の神経痛を鎮痛する薬→頭痛薬」のように省略され、鎮痛剤を指す言葉として定着した現象と同様で、「オンラインだけどオフ会の雰囲気を再現している飲み会→オンラインオフ会」と我々は呼んでいるのであります。 したがって、当記事が「オンラインで社内イベントを開催したいけど、具体的にどうすればいいの?」とお悩みの方の一助になればとも思っております。 なお、しくみ納会'20に関する記事は複数の記事に分けてお送りする予定で、私は当記事「コンセプト決め編」と次記事「レクリエーション決め編」をお届けします。その後の記事は他の幹事会メンバーがアップしてくれるとのことなので、ご期待ください! *** …と、張り切って書いて前置きが長くなるあたり、会社ブログビギナー感丸出しですね。 いやはや、なんだかお約束どおりすぎる自分にいやはやです。 ではでは、遅くなりましたがここから本題です。 まずはじめに、しくみ納会'20の幹事をご紹介します。

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「オフ会やりたい!」と言い出したtottyさんと私に加え、「他に幹事やりたい人〜!」という呼びかけに古庄くんが手を挙げてくれてこのメンバーとなりました。こういったことに意欲的なだけあって、みなひょうきん者です。 車さんはアドバイザーとして参加してくれました。 続いて、 ・しくみ納会'20のコンセプトが決まるまでの経緯 ・コンセプトを叶えるための施策 についてお話しいたします。 ***

コンセプトは「オフ会の再現」

これまでしくみオフ会は「フルリモートだから普段会えないけど、年に数回はオフ会やって親睦を深めようじゃないか」という意味合いで開催されていました。 が、コロナ禍では大人数のオフ会なんて以ての外。ということで、今回は「オンラインでの開催だけど、可能な限りオフ会を再現してみよう!」と、幹事全員の総意で「オフ会の再現」をコンセプトに企画することになりました。

施策1「パーティ会場を用意しよう!」

まずは会場をどうするか。 もちろん、フルリモートの会社ですからみんなオンラインMTGツールは使い慣れています。問題は、一般的なツールではパーティ会場や宴会場にいるような没入感を演出できないこと。

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と、特に紆余曲折もなく、幹事会アドバイザー兼reBakoプロダクトオーナーの車社長からの了承をさらっと得て、会場はreBakoで用意する運びとなりました。 reBakoとは、弊社が昨年リリースした「大規模オンラインイベントの開催を支援するオンラインコミュニケーションツール」。オンラインのバーチャル空間上に任意のデザインで会場を作成することができる上、会場内には椅子やテーブル、ステージ、ブースなども自由に設置可能なので、「オフ会の再現」にうってつけなのです!

そして、tottyさんと相談して決めた「カジュアルだけどリッチめなホテルのパーティ会場」というなんとも繊細なイメージに沿って作った会場がこちら↓。

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床のタイルとか丸いカーペットの模様とか全体的な色合い等で、カジュアルパーティ感を醸し出しました。 次記事で紹介予定のレクリエーションのために座席がたくさん必要だったので、テーブルを社員数より多く用意しました。また、テーブル下のラグも、そのレクリエーションのために5色(赤・黄緑・橙・青・青緑)に分けています。

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reBakoにインした直後はビュッフェの間に立っている設定にしました。料理とドリンクを用意して開始時刻まで待っててね〜!という演出です。

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レッドカーペットはzoom(※)への隠しリンクになっています。 ※同じテーブルの人とはreBakoで直接話せますが、司会やスピーチ等の会場全体に向けたお話はzoomを介してreBakoに配信する仕様です。 レッドカーペットをクリックしてzoomに遷移=登壇するためにレッドカーペットを歩く、という疑似体験をスピーカーの方に味わってもらいます。 reBakoだからこそ自由にレイアウト・デザインできた納会会場。 細かいこだわりや仕掛け、レクリエーションのためのUIを随所に散りばめ、楽しみながら作成しました。

施策2「みんなで同じ料理を食べよう!」

次に、オフ会に欠かせない「料理」「ドリンク」について。 いつものしくみオフ会では、みんなで旅館や居酒屋に集って同じ料理を楽しむのがハイライトのひとつとなっています。 ですが、しくみ製作所の社員は全国各地に居住しており、特定のお店の料理を同じ時間に各自宅に発送してもらうのは非現実的です。

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nonpi foodbox とは、オンライン飲み会の参加者の自宅まで食事とお酒を直接届けてくれるサービス。全国配送可能で、なんと最大20,000人規模まで対応可能なんだとか! しかも、配送先住所や希望受取時間は参加者自身で入力するシステムなので、幹事側の手間はほとんどなく、誤配送の懸念もありません。 “オンライン飲み会”専用フードボックスを自宅にお届け、法人向けケータリング新サービス- nonpi foodbox と、「同じ味を同じ時間に届ける」という難題を軽々クリアさせてくれたnonpi foodbox。 ↓が実際に納会当日に届いた料理。キンキンに冷えたドリンク3本もセットです。ヒャホー! 見た目も華やかで、もちろん味もナイスでした。

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レギュラーメニュー以外にも、季節に合わせた特別メニューが用意されています。 しくみ納会'20では「スタンダードプラン 和」を注文しました。 そんなこんなで会場と料理が決まり、「オフ会の再現」というコンセプトが叶えられる兆しが見えてきました。 が、しかし。 ただ単にオフ会を再現するだけでは「納会」と題する意味がありません。 「納会」の本来の目的は、今年ともに汗を流してきた仲間と労い合うこと。この目的を果たすためには、少しでも多くの人と言葉を交わせるシチュエーションを用意する必要があるのです。 ということで、幹事会はいよいよレクリエーション決めに着手し始めます。 …と!キリがいい(のと、私の集中力が続きそうにない)ので、レクリエーション決めについては次記事に書きますね。 *** ということで、私にとっての初投稿の会社ブログはこれでおしまいです。 ご覧いただきありがとうございました。次回もお楽しみに! 追記:続編の記事が完成しました !