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はじめに

はじめまして。しくみ製作所のkinokoと申します。

私は実務未経験枠(=**ポテンシャル枠、以下ポテ枠)**として2021年7月よりエンジニアとして働いており、執筆時点で入社から約2ヶ月半が経過しています。

そんな折にsakamotoさんsaitoさんに続いてポテ枠奮闘シリーズ第3弾としてブログの執筆依頼をいただき、喜んで引き受けさせていただきました。未経験からエンジニアを目指す方、検討する方の参考になれば幸いです。

本記事では**「私がエンジニアになるまでの経緯」「実際エンジニアとしてしくみで働いてどうなのか」「今後どうなりたいのか」**を書いていきたい思います。

※ ポテ枠制度そのものの詳細についてはkamocさん、yoshituguさんによる以下の記事をご参照ください。

目指していきたい組織を時間をかけて作っていくための実務未経験のエンジニア採用を開始「ポテンシャル枠 〜立上げ編〜」

実務未経験エンジニア採用のサポート方針や日々の取り組みを紹介「ポテンシャル枠 〜指導編〜」

エンジニアになるまでの経緯

これまでの経歴

私は現在27歳で、以下のような経歴を経てしくみ製作所に入社しました。

大学院までの専門も、最初に入社した会社もエンジニアとは縁遠い分野です。そこで、まずは私がなぜエンジニアになろうと思ったかについて書きたいと思います。

なぜエンジニアになろうと思ったのか

一言で言えば**「自分の理想の『ものづくり』をしたかったから」**となります。

前職の内装建材メーカーに入社した理由も「幼い頃より自分で考えたモノを形にすることが好きで、メーカーであればそれを仕事にできると思ったから」「自分の専門である森林・木材系の知識を活かせそうだったから」の2点が主な理由でした。

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しかし、製品企画職として働く内に、自分の思っていた「ものづくり」のイメージと実際の業務内容とのギャップを抱き始めました。特に、自分の中では**「自分の思う『ものづくり』のプロセスの一部にしか直接関わることができない」**ことが1番大きなギャップでした。

単純化すると、製品が世に出るまでには「企画→開発→実用化(量産化)」のプロセスが必要です。前職ではそれぞれのプロセスを別の部署が担当していました。そうなると企画職の私は企画部分にしか直接関われないことになります。残りの開発や量産の部分に関しては各担当部署に依頼をして、完成品を確認し、また指示を出す… ということになります。