はじめに
はじめまして、こんにちは! しくみ製作所のeigoroです。
2020年5月にjoinして、早1年が過ぎました。しくみブログは現在、代表のつぶやきや社内の取組み、リモートでの働き方等で展開されていますが、今回は番外編として、この春に社会人学生になった私の大学生活についてお話をさせていただきます。お付き合いいただけますと幸いです。
なぜ大学生に?
「漠然と感じていたコンプレックスを払拭したかった」
これが、大学入学を決めた一番の理由です。
プログラマとして社会人生活をスタートさせてから、自分なりに業務や自己学習を通して知識の習得を重ねてきました。 しかし、学生時代に真面目に勉強をしていなかった為か、年齢を重ねるにつれ自分の中で情報系の知識について土台がぐらいついていることに気づき始めます。それが不安へと変わっていった後に、コンプレックスへ・・・
これまでも、社会人学生として大学の門戸を叩こうと思うことは何度もありました。その一歩を踏み出すことができなかった理由は、長い通勤や子育て等、自由な時間が持てなかったことが主なものです。ところが、しくみ製作所に転職し、フルリモートで通勤がなくなったこと、子供も少しずつ手を離せるようになり「自分の時間」が確保しやすくなったことが大きなきっかけとなりました。
「今の環境なら、大学生活を始めてもモチベーションを保ちながら学習することができるのではないか」そう考え、大学生になることを決意しました。
どこの大学?
理工学部 情報系の通信大学となると、こちらほぼ一択になってしまうと思いますが、 帝京大学 理工学部 情報科学科 に通っています。
入学試験はありませんでしたが、願書提出のための準備作業はそこそこ時間がかかります。 入学をお考えの方へのアドバイスとしては、卒業校の成績表の用意や健康診断の診断書作成等、時間がかかるものもあるので早めに取り掛かることをおすすめします。 出願ギリギリだと難しいかもしれません。私は成績表の用意に2週間、診断書作成に1ヶ月ほど要しました。
どうやっているの?
平日は、仕事を始めるまでの朝の時間や、昼休憩、就業後などを使ってオンライン学習をしています。また、休みの日も無理のない範囲で進めています。 学習量は、1日1時間から3時間程度なので今の所は大きな負担にはなっていません。 通勤もなく、ずっと家にいるため頭のスイッチさえ入れ替えてしまえばいつでも勉強できる環境で、とても恵まれているなぁと感じています。
学習は、主に iPad(12.9 inch)を使っています。
基本的な学習の進め方は、SplitViewを活用して、オンライン授業とスライドや教科書を分割表示し、重要なところや講義で気になるところなどをスライドや教科書上に手書きで書き込むようにしています。 手書きすること自体が久しぶりすぎて、入学当初は常に筋肉痛になっていました。
学習では、以下のアプリを利用しています。
- GoodNote5 ノートの作成やフラッシュカードを使った暗記に利用
- PDF Expert 教科書やスライドなどのPDFの管理に利用
- Notion 学習計画の管理に利用
- Youtube Music 学習中のBGM
ちなみに iPad は、「リモートワーク年間10万円支援制度」を活用して購入しました。 下記の記事にも詳しく書かれていますので、ぜひご覧になってください!
【バーベキュー】
【ルームランナー】
【電動自転車】
よかったことは?
勉強することが楽しい
当たり前のことなのですが、やらされているのではなく、やりたくてやっているのが一番だなと思います。 また、一部の授業では今までの経験により、知ってる!知ってる!わかる!わかる!のような、小さな成功体験が積み重なりやすくなっているので、より楽しさが増しているように感じます。
学生時代に苦手意識の強かった英語についても、これまでに英語に触れ合う機会が多かったことが功を奏してスルスルと頭に入ってきます。 三人称単数現在形など、どうして分かってなかったんだったんだろうと思うぐらい不思議な感覚を味わっています。
学割が使える
映画やカラオケ、Apple製品や各種ソフトウェアなどなど学割をつかうことで還元されるものも多く、小さな幸せを感じています。
つらかったことは?
出費が増える
授業料や教科書の購入費用、科目修得試験を受けるための旅費で年間30万弱ほど出費あるので、お小遣いがダメージを受けています。
さびしい
同期の人達との交流もほぼないので、通常の大学生のようなスクールライフは皆無です。 掲示板やチャットの利用はできますが、そこまで活発ではない印象なので、交流の機会があればいいなと思っています。
さいごに
しくみ製作所で働き始めたことにより、社会人学生としての第一歩を踏み出すことができました。よかったなぁとしみじみ感じています。
これからも無理のない範囲で学習を進め、ちゃんと卒業できたことをこのブログで報告したいと思います!