運動を習慣化したいけど動機付けが弱い方へ・リモートワークの運動不足解消と習慣化の壁を突破しよう

Date
December 24, 2020
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どうも!こんにちは。しくみ製作所の加茂です。

以前の記事では福利厚生の制度を活用して自宅にランニングマシンを導入した話を書きましたが、今回はそれに関連して『リモートワークの運動不足解消方法』について紹介したいと思います。

リモートワークと運動不足

私がリモートワークを始めてから5年以上経過しますが、しくみ製作所で働く前はオフィスのある会社に勤務していました。リモートワークを始めて気づいたことは、リモートワークでの運動不足は、オフィスに通勤していた頃の運動不足と比べ物にならない程、激しいものだということです・・・。

オフィス勤務では会社への通勤だったり、ランチのお弁当を買いに出歩いたり、オフィスの片付けをしたり、運動とまでは言わないまでも身体を動かす機会はちらほらありますが、リモートワークだと工夫次第で半径5メートル圏内で生活を完結することができてしまうほど、身体を動かす機会を少なくできてしまいます。

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インドアな趣味が多い私にとって満足度の高い生活だったのですが、そんな生活をしばらく続けていると、肩こりと頭痛が続くようになりました。また、体重も5キロほど増えてしまいました。これはそろそろマズいな・・・と思い、運動を始めることにしました。

運動習慣化の壁

まずは気軽に始められるランニングに挑戦。走ると清々しい気分になれることに加え、1週間くらい続けていると、これまで悩まされてきた肩こりや頭痛の症状がきれいさっぱり発生しなくなりました。

それ自体は非常に喜ばしいことなのですが、「肩こり・頭痛を治す」という顕在化した課題がなくなると、時間を捻出する動機付けは弱まり、結局運動することを辞めてしまいます。

しばらくの間は、

頭痛を発動 → 運動を始める → 頭痛が治る → 運動を辞める

というループを繰り返して、なかなか運動を習慣化させることはできませんでした。

そうは言っても『健康のために運動が大切なこと』を頭では理解しているので、無理なく運動を続けられる方法を模索することにしました。

運動の動機付け

運動を習慣化できるキッカケとなったのは、一緒に運動の習慣化方法を研究していた代表の車が「運動していると考えごとが捗るよね」という一言でした。

実際に試してみると、適度な負荷で運動をしていると頭が冴えるような感覚を味わうことができました。運動負荷を高めすぎると、考え事をするような余裕がなくなってしまうので、適度な有酸素運動に留めることがコツです。

当時調べた情報によると、適度な負荷の運動中は副交感神経が優位になるのと、全身の血流が良くなって脳にフレッシュな酸素が届きやすくなることに起因するそうです。

この『運動中は考え事が捗る』という性質を利用して、運動することでより大きなインセンティブを得られる方法を試してみました。

運動する前に自分の関心のあるトピック(問い)を用意して、運動中はひたすらそのことについて考える。

というものです。この方法だと

  • じっくり考える時間を確保することが難しいという課題の解決
  • 関心の高いトピックに対して良い仮説を立てられる楽しさ

という私にとって嬉しいメリットを享受しながら、運動もできるということもあって、運動の動機付けが飛躍的に強くなりました。

その結果、運動が苦手で飽きっぽい性質の私でも、運動を生活に組み込むことができました。

以前の記事で紹介したように、仕事場にランニングマシンを置いておくと手軽に運動を始められるようになるので、運動を生活に組み込む一助となります。

運動を習慣化して良かったこと

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今ではすっかり運動することが生活の一部に組み込まれています。私の場合、運動を習慣化することによって、以下のような効果があったように感じます。

  • 肩こり・頭痛が発動しなくなった
  • 風邪をひく頻度が減った
  • 体重を良い状態にキープできている
  • 寝付き・目覚めが良くなった

『運動を習慣化したいけど動機付けが弱い』という場合は、運動と何かしら別の課題解決を掛け合わせることによって、運動を『熱量の高い目的のための手段にすり替える』工夫をすると良いのかもしれません。

適度な運動で快適なリモートワークライフを!ではまた!