はじめに
しくみ製作所 aoki です。 2021年12月にオンラインオフ会が開催されました。 会場はもちろん、自社サービスの reBako !今回は 「しくみオンラインオフ会'21」〜企画編〜 ということでオフ会の企画がどのように進んでいったのか、裏側を共有できるといいなと思いつつ、年末年始休みを挟んだので記憶を必死で呼び戻しながら書いていきたいと思います。
はじまり 〜Road to 'THIS IS SIKMI'〜
まず、なぜ私が企画に参加しているかというと、オフ会の幹事メンバーをtottyさんが募集してたのでなにも考えず手を挙げたのがきっかけとなります。
じゃあ、ゆるっと集まりますか〜ということで、2人でゆるっと集まりました。
企画する
いざ「企画する」のですが、ゆるっと集まった私はなにも考えていませんでした。 私にできることといえば話を聞くことぐらいなので、オフ会幹事マスターのtottyさんにいろいろ質問する形ではじまりました。
こんな感じでゆるっとイメージの共有からはじめた記憶があります。
話を聞いてみると、
- 組織の大きめな変更がありそうなので共有したい
- 懇親会やりたい
- あんまりコストかけないでいいかな(<-伏線、前フリ)
こんな感じのやりたいことリストがあった気がします。
ここから どうやったら車さんの考えていることを沁みさせることができるか を考えていくことになりました。
沁みさせる
沁みる、浸透、キーワードとしてはこのあたりに集中していきました。
「沁みる、とはなんだろうか?」 「沁みるにも段階というか、レベルがありそう...」
車さんの話を聞いた後、
- しくみ製作所の組織の中で自分がどう動いたらいいかわかるとよさそう
- いかに自分ごとにしていくかというところから始まりそう
- 全体の中で自分がどういう場所にいて誰に影響を与えられるかわかるとよさそう
- 農家と消費者の図とか?
というような流れで、イメージを膨らませていきました。
イベント設計
ここからはどうやってイベントの設計をしていったか、に触れたいと思います。
これは aoki の個人的な話なんですが、最近 クリストファー・アレグザンダーという建築家を推していたところ、「全体性のたまご」によるデザイン技法 というワークショップのデザイン技法があることを知る、ということがありました。
ミーハーな私は、「こんなんあるんですけど、イベントの設計の参考になりますかね?」 「ほー、いっちょやってみますか...」(tottyさんは「いっちょやってくれる」マンでとても助かりました)
具体的な手法の内容には触れませんが、卵の黄身の部分をイベントの核としてそれを支える要素を書いていくイメージです。
これを実践してよかったな、と思ったのは、このあたりでした。
- 実際に手を動かすフェーズになったときに、すぐに一番大事な部分に立ち返ることができる
- 「構成するすべての要素は核を支えるもの」ということを意識することでムダなことや一貫性のないものを認識・判断できる
- イベント全体を卵の形で表現することでアイディアが発散しにくくなる
なんやかんやあって、映画モチーフで決定したようです。 (映画モチーフになった経緯は、社内限定にはなりますが「社内向けパンフレットの座談会コーナー」で話をしているので気になる方はご覧あれ)
個人的な願い
唐突なんですが、私はサッカー観戦が好きです ⚽
サッカーの目的って「時間内に相手より多く点をとって勝つ」ことなんですよね。とてもシンプルです。シンプルなんですが、その目的を達成するためにいろいろなチームがあって、いろいろな戦術(=やり方)があるんですよね。 ただ、この戦術を使えば必ず勝てる、というものは存在しないので、どうやったら勝てるのか分析・検討して戦術を決めたり、フォーメーションを組んだりします。守りに重点を置いて一瞬の隙を突いて得点するチーム、とにかくボールを繋いで相手に攻撃のターンを与えないチーム、などいろいろあります。
じゃあ、どうやって戦術決めるの?と考えていくと、チームが「こうやったら勝てるはず」と信じているやり方で戦術が決まります。
私は最近、このやり方を伝えるという部分が重要なのではないかと思っています。 この「やり方」は、取り巻く環境、自他の能力、熱量、分析、経験、理想、などいろいろな要素によって構成されています。
今回のオフ会で車さんの伝えようとしていたことが、現時点でのやり方なんだと感じました。そこにはただ単にプロセスや組織図があるだけではなく、車さんの人柄、成し遂げたいこと、願いなどが要素として含まれていると思っています。
組織は1人だと前に進むことができません。そこに所属するメンバーが戦術理解を深めて自ら協調したアクションをとれるようにする必要があります。そのためにはやり方の浸透がより必要になっていきますし、個人的にはその部分をより活性化できればなぁと考えています。
オフ会幹事メンバーのやり方でオフ会を企画・設計し、みなさんに届けた結果、車さんのやり方が少しでも伝わっていると嬉しく思います。
さいごに
自分の考えたことでみんなをびっくりさせたりするの楽しい、という体験をさせてもらえて感謝しています。はじめからおわりまで大変で反省点も多々ありましたが、ワクワクしっぱなしでとても楽しかったです。
いっちょやってみたい人、クリエイティブなことをしてみたい人、ぜひオフ茶会に参加してみてください。
それでは、お付き合いいただきありがとうございました。 aoki でした。