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はじめに

こんにちは。しくみ製作所の saito です。 2021年の1月からエンジニア職として働いており、約1年が経ちました。

今回は「業界未経験からエンジニア転職して、1年働いてみてどうだったか、成長できたことはあったか」という話をつらつらと書いていきます。 前半は真面目に、後半はゆるくいこうと思います。

技術面での成長について

未経験ということでとにかく心配だったのが、「本当についていけるのだろうか」ということでした。これに関しては、順調に成長できているのかなというのが正直な感想です。

実装では、フロントエンド(React、Next.js)とバックエンド(Ruby、Rails)をどちらもやらせてもらっています。

どちらも実務レベルでないところからのスタートでしたが、テックリードの sakky さんや、メンターの yoshitsugu さんにおんぶに抱っこさせてもらい、複雑すぎる実装でなければなんとか自力で進められるくらいにはなりました。

少しずつではありますが、自信もついてきています。

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ただ、こういった知識量の増加よりも、個人的に一番成長できたなと思うのは、タスクやエラーにどのように対処していくかという部分です。

タスクであれば、いきなりコードを書き始めず、以下のことを考えています。

1. 前提 : なぜそれが必要なのか? / それによって顧客は何をしたいのか?
2. 設計 : どのような実装案が考えられるか? / それぞれのメリット・デメリットは何か?
3. 納期 : 各案はそれぞれどれくらいで実装できそうか?
4. 提案 : 実装案のどれがおすすめか? / そう提案する根拠は何か?

特に、難易度が高い実装のときは、まずこの手順で進めています。

納期や残りの工数が透明化されるため、プロジェクトマネジメントの面でかなり役立っていると思います。あと、目的と設計をチームで共有してから進めるので、引き継ぎもしやすく、大きな手戻りなども少なくなっていると感じています。

続いて、エラーであれば、パニクってあれこれ始める前に、以下のことを整理しています。

1. 事象 : いつ・どの操作中に・どこの部分で・どのようなエラーが発生したのか?
2. 問題 : 影響度はどうか? / 緊急度はどうか?
3. 原因 : そのエラーがでる理由は何か? / それが理由だと言える根拠は何か?
4. 解決 : 根本対応はできるか? / 1次対応ならできるか? / 顧客が許容可能な状態にはできるか?

エラー対応に関しては、実は入社後半年たっても、パニクってうまくできていませんでした。

ただ去年の9月頃、エラーの緊急対応で abe さんがジョインしてくださったことがあり、そこで一緒にデバッグをさせてもらったことで、エラー調査の仕方をだいぶ掴むことができました。

あの落ち着きと対応力は今でも鮮明に覚えていて、一生の目標になると思っています。