朝会を極める

みなさま、こんにちは。

Webエンジニアやってたりスクラムマスターやってたりする aoki と申します。

この記事では、朝会を極めんとする私たちがやっていることをざっくり紹介してみようと思います。

3行まとめ

  • わたしたち、朝会こうやっているので共有します
  • ミーティングの目的を共有しましょう
  • Be Agile

前提

弊社は受託開発メインで、スクラムをベースにしたアジャイル開発プロセスを回しているところが多いです。(プロジェクトによって多少違いはあります)

朝会という名前について

朝会、いい響きですね。

ネーミングから一日がスタートするぞ!という気概が感じられます。

えーと、まず、朝にやる必要はないと考えています。

本記事では朝に実施するチームが多いという適当な想定で朝会という名前に統一しています。

私の関わっているスクラムチームであれば、デイリースクラム(DS)と呼んだりします。

開催するのは朝でも昼でも夜でもいつでもよいです。呼び方もなんでもいいです。

ただし、チームが全員集まることができる時間にするのが良さそうです。

チームで話をして決めていきましょう。

朝会とは

- チームの進む先を確認する
- チームを取り巻く環境を明らかにする
- チームの行く手を阻む者の検知をする
- チーム自身の健康状態の検知をする
- チーム自身の軌道修正をする

上記のような機能を持ったミーティングプロセスであると考えています。

実施回数が多いため、朝会のやり方を変えるだけで劇的に良くなったりすることもあります。

導入しやすいところもよいですね。

朝会の目的

私たちのチームでは以下のように定義しています。

- ゴールを達成できそうかどうかを検査する
- 情報の共有・透明化する
- 困り・問題に対するアクションを期限・担当者を決めて作成する

透明・検査・適用 ですね。(詳細はリンク先へ)

ここで言うゴールというのは、1スプリント(=ある一定の期間。ここでは1週間) で達成するチームの成果です。例えば、検索機能を完成させる!など。

この目的を毎朝チームで確認しています。

朝会の参加者

私たちのチームでは、

  • 開発チーム
  • プロダクトオーナー
  • スクラムマスター
  • 顧客

が参加しています。

必須参加者は開発チームです。他の参加者は自由です。

顧客に参加してもらえていることで開発チーム内部の状況を共有できて捗ることが多いです。

(聞きたいことをすぐ聞ける)

朝会の進め方

前置きが長いので実際に運用している朝会の進め方を共有したいと思います。

毎朝この朝会アジェンダを見ながらチームメンバー交代でファシリテーターを回しています。

0. アイスブレイク

  • あってもなくても良い
  • DSは朝が多いので雑談して場を暖めると雰囲気がよくなる
    • やるならあくまで自然な流れで
    • ファシリテーターが少し早めに場を開いて先に来た人と雑談する
    • 話題を事前に準備しておいて振る
    • チーム内だけでの儀式を設定する

1. 目的を確認

  • はじめに全員で目的を共有しても良いし慣れたらしなくてもよい
  • 目的
    • ゴールを達成できそうかどうかを検査する
    • 情報の共有・透明化する
    • 困り・問題に対するアクションを期限・担当者を決めて作成する

2. 時間の確認

  • 15min 目安
    • ファシリテーターが測っておく
    • 大幅にはみ出た場合、カイゼンアクションを起こす

3. プロジェクトアップデート (~5min)

  • 各メンバーの作業アップデートを聞いていく
  • HP / MP を聞く
    • 今日の体力・気力を数値化してチームに報告
    • 狙いはコミュニケーションの創出とメンバーのヘルスチェック
    • 例:
      • Aさん「昨日夜ふかししてゲームしてしまったんで...HP 50、MP 200です」
      • みんな「体力ないのに気力がありあまっとる」
      • Bさん「今日は調子よいですね... HP 5000、MP 7000です」
      • みんな「つよい」
  • 今日中にタスクが完了しそう?
  • モヤッてることない?
  • カイゼンアクションは実行されている?

4. メトリクスチェック (~5min)

  • バーンダウンチャートなどがあれば見る
    • 達成できそうでなければチーム内で相談してアクションを作成する
  • カンバンの各レーンを観察して、ボトルネックになっている箇所がないかチェック
    • 例)
      • カンバンのコードレビューレーンで止まっているタスクが多い
      • → コードレビューやります!(アクションの作成)

5. アジェンダ構築(~3min)

  • ファシリテーターは話題を募る
  • 募ったアジェンダをどこかに書いておくとより良い
  • 多い場合は2次会送りにする

6. クロージング (~2min)

  • やってもやらなくてもよい
  • 狙いはメンバー全員の発言機会の創出
  • MTGに参加した全員に今日の意気込みや感想、言い忘れたことなどを話す
  • 「今日も一日頑張りましょう!」などで締め、チームの雰囲気を観察する

ポイント

ファシリテーターは以下のことを気にしながら朝会を進行します。

ファシリテーターはただの会議進行者ではなく、チームを一歩引いた視点で観察します。

カンバンを全員で見てる?

  • カンバン的なものがなければ作る
    • 人が向き合う状況をつくらないようにする
  • 人 対 人になってない?問題 対 私たち になってる?

報告会になってない?

  • 困ったことや障害に対してアクションを作成できている?(超重要)
    • アクションがとれていないと報告会になることが多いです

気軽に話せる雰囲気できてる?

  • ファシリテーターが堅い雰囲気を作ってない?
    • 気軽にツッコめるぐらいの場を作れるとよいです
    • アイスブレイクを工夫したり

アラートは上がってきている?

  • ずっと同じ作業をしていない?
  • アクションを実施できているか?
  • モヤモヤを抱えている人はいない?

時間厳守できてる?

  • 15分で終わってる?
    • 議題が多ければ2次会で話すようにファシリテーターがコントロールする

最後に

いかがでしたか?以上が私たちの朝会です。

朝会に限らずミーティングの目的を明らかにしてから全員で共有し、みんなで何をしようとしているのかを意思統一できると効果の高いミーティングができるようになると考えています。

ここで紹介した朝会の進め方も、この記事を作成している途中に変更があったりまだまだカイゼンの余地はあります。

Don't do agile, be agile. の精神を大切にしながら、自分たち自身を柔軟に変化させていければと思っています。

俺たちの朝会極め道はこれからだ!!!

つづく

参考