
しくみメンバーの魅力を伝えるインタビューシリーズ。 第4回は、カメラ大好き、社内カメラマンの”tottyさん” です。
所属する事業部Labでは、取りまとめ役も担っており、メンバーのことを考えた提案等、フットワーク軽く動いてくださっています。また、社内イベントでは幹事を引き受けてくださることも多く、おもてなし精神溢れる方でもあります。
メンバーがこれまでの歩みを振り返る形でご紹介いたします。
小さい頃から工作が好きで、とにかく手を動かしていろいろ作っていましたね。ロボット系のプラモデル、ガンダムとかミニ四駆!あと、ビーダマンっていうビー玉を発射する二頭身の人形のおもちゃが進化して、そのパーツを組合せたりしながら遊んでました。おもちゃベースで創意工夫することを覚えた気がします。
勉強は嫌いでした...インプット能力が低いんでしょうか、学んで知識が増えて楽しいー!みたいな感覚が皆無で...。あと、授業とテストが永遠に繰り返されるのに飽き飽きしてました。
進路を決める時期にきて、高専に行きたかったんですが、まるで学力が足りませんでしたね。地元の工業高校の電子科へ進学して、回路基板学んでました。基盤のパーツを習いながら回路図書いたり、はんだ付けして組んでいきながら、ラジオを作ったり。

そうそう、工業高校あるあるの「ポケコン(ポケットコンピュータ)」を購入して、いろいろ触っていましたね。まぁいわゆるキーボードのついた電卓の延長のようなものですが、関数計算したりする時に使うので、入学時に教科書、作業着とセットで購入するっていうのが定番になっていまして。
このポケコンにBASICっていう言語でプログラムが組める機能があって、付属の説明書の命令の仕様をとにかく読んでいました。命令文とそれによる動き方が書いてあるわけですが、プログラミングの授業はなかったものの、こういうことができる!というのを初めて知った瞬間でもあったんです。そして、プログラマーになるきっかけも、このポケコンだったと思います。
この頃バイトでは月10万くらい貰えていて、最強感ありました!好きなものを自分で買えるの幸せじゃん!と思って、早く働きたいなーという気持ちも芽生えましたね。初期のiPodとかDVDプレイヤー、もちろんゲーム機なんかもですが、地元の大型家電量販店に入り浸っていました。(今とあまり変わってないかも...(笑)
漠然と「ものを作って働きたいな」と思ってはいましたが、具体的にソフトウェアに行き着き、この先を考えるようになっていました。4年も学生したくない、と情報系の専門学校へ進学するのですが、実は親からは「大学に行きなさい」と言われていて、この進路については大揉めしました。落としどころは、大学への編入制度がある学校、ということで一応は理解してくれましたが。
しかしこの編入の切符は、学年で2人という狭き門でした。約束だけは果たそうと、とにかく勉強しました。そもそも情報の授業しかなかったんで、苦痛もなく。そして、編入の権利は獲得し、大学のお試し通学を始めるわけですが、やっぱり働きたいなとなることに。