
しくみメンバーの魅力を伝えるインタビューシリーズ。 記念すべき第1回は、宮崎のギター弾きこと ”sakkyさん” です。
明太子工場で働いていたsakkyさん、「どんな経緯でエンジニアに?」と不思議だったその疑問が解決される内容となりました。
メンバーがこれまでの歩みを振り返る形でご紹介いたします。
地元宮崎の公立高校に通っていたんですが、1年生の時、親戚のお兄ちゃんがエレキギターを弾いてくれたんですよ。もうそれが上手くて上手くて、上手すぎて!自分の中に衝撃が走ったんですよね。「自分もやってみたい!」早速ギターを買って教えてもらいながら、時には独学で夢中になって弾きまくりました。寝る間も惜しむってこのことだなって思うくらい。
そうこうしていると、ギターの上達とは反して学校の成績はみるみる下がっていきました。親からは「ギターもいいけど、勉強もしなさいね」とチクリ。あっという間に3年生を迎えたわけなんですけど、やっぱりギターに触れていたいと福岡のミュージックスクールへの進学を決めました。
ただ、ギターを専攻したいとはなかなか言い出せなかったんですよね。将来のこともあるので、仕事や就職口もある PA科、いわゆる音響科に進むことにしました。

専門学校の2年間は、本当に楽しかったです。 隙あらばギター科に転科したいと思っていましたが、PA科もそれはそれで面白く、裏方として支える喜びや最高の音づくりで周囲を感動させられた時等、とてもやりがいを感じましたね。授業の中でバンドを組んで演奏を担当したりもしたんですが、もちろん真っ先にギターを選びましたけど(笑)。


その後、レストラン兼ライブハウスに就職し、PAデビューしました。 マネージャーがカナダ人で、従業員もお客様も外国の方が多かったこともあり、とても刺激的な環境でしたね。 そうそう、PAとして身につけた技をひとつ。演奏者ってやっぱり、自分の音を大きく響かせたいんですね。だけど、言われた通りにしていたらバランス狂っちゃうので、直したフリだけするんですよ。それで、どうっすか?って確認したら大体OK!ってなる(笑)。面白いですよ。
ギターへの後ろ髪をひかれつつPAをやっていたせいか、少しずつ情熱が薄れていっていたある日、専門学校時代の友達の職場でレコーディング風景を目にする機会がありました。PCのソフトを使ってレコーディングをしていて「なんじゃこれは!」と衝撃を受けたんです。プログラムってなんですか?というレベルだったんですが、そこで初めてプログラマーっていう職業があることを知り、目指したい!と思ったんですね。すぐにPCを買って、独学でゲームを作り始めました。

ある程度経った頃、未経験でも応募可能な企業に履歴書を送ってみたんです。ここで衝撃的な事件が起こりました。不採用となり履歴書が返送されてきたんですが、その履歴書に見た人が飲んだであろうコーヒーカップの跡がついていました。履歴書の上に置いていたんでしょうね。正直、「これはないだろう!」とムカついて。その瞬間、絶対プログラマーになってこの会社を見返してやる!とスイッチが入りました。そう、ギターの時にはできなかった覚悟がこの時には決まったという感じです。
もうPAなんてやってる場合じゃない、安定した職場で定時に帰宅して、勉強する時間を確保しよう、こうして私のPA生活は終わりを告げました。
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ここで明太子工場が登場するわけですが、しかしめちゃくちゃキツかった。 流れ作業ではなく、まさに肉体労働。1個が23キロもある樽を毎日130個程、運んでいました。想像とは違い、帰宅後はあまりの疲れから勉強しようにも身体がついてきません。しかし、「何の為に転職したのか」と自問しながら、PCに向かいました。本当にキツかったです。