選考過程でメンバーに惹かれて入社・たくさんの方のフォローがあってこその今「メンバーインタビュー〜noda編〜」

Date
September 9, 2021
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はじめに

しくみメンバーの魅力を伝えるインタビューシリーズ。 第3回は、怪我がちなパッサー & 3Pシューターの”nodaさん” です。

いつも明るいnodaさんですが、入社当時はスキル面で悩むこともあったのだとか。 悩みながらも歩みを止めなかった、そんな日々を思い出しながらのインタビューとなりました。

メンバーがこれまでの歩みを振り返る形でご紹介いたします。

やっぱりバスケ

学生時代を語る上で切り離せないのがバスケットですね。

中学から大学院までずっとやっていました。そういえば、中学にはバスケ部がなかったんですよ。当時の私は経験者ではなかったので、一度バレー部に入ったんですが一ヶ月で辞めちゃって。ちょうどスラムダンクも流行っていましたし(笑)、ミニバスあがりのメンバーと一緒に創部したんです。実績のある名将もいたので頼み込んで顧問になってもらいながら、2年目に県大会でベスト4までいって、今思い返しても調子に乗っていましたねー。

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その勢いで、高校は県で一番強いところに進学したんですが、全く歯が立ちませんでした。1年生の時、ベンチ入りすらできなくて自分の実力を思い知ったというか。2年生でようやくベンチ入りしますが、ある日「プチン」という音と共に靭帯を切ってしまいました。手術して、リハビリして、楽しくバスケできるくらいには戻りましたが、ジャンプ力とかはどうしても難しいですね。

そんなこともあり、大学からはサークルでのエンジョイバスケに転向しました。サークルなのに部活よりも強かったのがちょっとした自慢ですね。

プログラミングに出会ったのもこの頃です。全然ハマれませんでした(笑)。C言語だったからビジュアルで見せるのが大変で、感動する人はするんでしょうが、優しくない言語だなーと感じました。ブラウザを作る課題では、めっちゃコーディングして表示されるのはテキストだけとか、今考えるとたいした量ではないんですが、当時はそんな感じで、モチベーションが保てませんでした。Visual Basic とかに出会っていればもう少し違ったとも思います、でも当時はそんな存在は知らなかったので、プログラミングは私にとっては結構苦行だったんです。

研究室に入ってからはJavaを触っていましたが、大学卒業時はがっつりプログラミングしたいと思えず、ゲーム会社等も候補からは外れていました。

目指すはしくみ製作所

システム開発の会社に就職はしましたが、コードは書かずにひたすら顧客との打合せや設計書を書く日々でした。子供が生まれるタイミングで、妻の実家がある岡山に引越すこととなり、人材派遣会社の情報システム部に転職。ここでいろんな経験をさせてもらいました。

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社内のあらゆる人と関わるので、良くも悪くもたくさんの情報が飛び込んできます。内線も多く、一日50件くらい捌く日もあったり。同時に愚痴も聞いてきたのでストレスフルだったのは確かです。人も多く、感情が優先する場面も見てきはしましたが、とても勉強になりましたね。

そんな中、卒業してからも独学で進めていたプログラミングでしたが、自分の仕事を自動化する等して、できた時間で社内の開発の仕事を手伝うようになりました。いろいろ教えてもらったりしながら関わっていくうちに、「システム開発楽しい!」「エンジニアとして転職したい!」という思いが少しずつ大きくなってきたんです。自分の中で目安としていた当初の予定を大幅に越えてお世話になっていたので、このタイミングで転職してみようと活動し始めました。

しかし、地元を見てはみたものの、あまりピンとこず。大学の後輩にフルリモートで働いているエンジニアがいたのでいろいろ聞いてみることにしました。「情報の偏りが起こるから、フルリモートでない会社はやめておいた方がいいよ」とアドバイスをもらい、働き方も自分なりにイメージしながら探していました。

そういえば、名前ははっきり覚えていないけど、良さそうな会社あったな。

実は、しくみ製作所のことは以前ブログで目にしていました。フルリモートとRailsでの開発、というのがきっかけではありましたが、メンバー同士の関係性が良さそうだなと記憶にあったんです。もう一度調べ直し、カルチャーも素晴らしいと確信し、ピンポイントでしくみ製作所を目指すことに決めました。

選考の過程で、メンバーにも惹かれていきました。加茂さんはとても話しやすく、豊川さんはたくさんの情報をくれました。会社のことをいいことだけでなく、包み隠さず話してくださり、本当にマッチングを大切にしていることが伝わってきました。

有難いことに採用となり今の私があるわけですが、入社後は壁にぶつかることになります。

思い悩みながら

私が入社した時期は、まだホラクラシーを導入する前で、ダイナミックに組織や制度が変わっている最中でした。良い変化だと思っていたので、何も抵抗はなかったですね。

ただ、そういう周囲の変化よりも、自分自身のことで精一杯だったというのが正直なところかもしれません。これまでコードを書くということをバリバリやってきてはいなかったので、もちろん勉強が必要なことはわかってはいましたが、思った以上にメンバーとのスキル差がありました。

お客様の要望に対し、実現方法を考えては見るものの検討もつかない、引き出しがない! 後で似たようなものを作っている人のコードを見た時、そのエレガントさに愕然!

どうやったらここから抜け出せるのか...悩む日々の始まりでした。

とは言っても、足りていない知識を埋めていくしか解決策はないので、細かく確認したり、コードレビューを積極的にやりながら、地道なことをコツコツ進めていきました。このコードレビューから学ぶことは、とても多かったと感じます。

最初は、先輩のレビューなんておこがましいという気持ちが強く、やっぱり経験の浅い人は特にこう感じることもあると思うんです。でもある時、レビューした結果、何か指摘できなくてもいいと思ったんですね。正しいかどうかを見ると捉えがちですが、「他の人の書き方を学ぶ機会」だと見方を変えられた時に、こんなに簡単に書けるんだ!こんな応用の仕方があるんだ!って、目を通しただけでも糧になることが多いと気づきました。自分が知らない、見たこともない書き方ってできないですよね。それからは、コードレビューで学びながら、力技でなくシンプルに書くことを心がけていきました。

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あとは、実装以外でチームの助けになることを積極的にやっていきました。クライアントの調整であったり、タスク管理とか、ドキュメント整理とか。チームで動いているから、メンバーの苦手なことで自分ができることがあれば、しっかり動いていこうと決めていましたね。

余裕もなく必死だった時期が続いていたと思います。1年くらい経った頃でしょうか、ようやく落ち着けたなと思いました。

そんな背景には、もちろんいろんな方々のフォローもあります。 ある時、書いたプログラムの開発環境で実装がうまくいかず、進捗も出せなくて困り果てていました。代表の車さんや西口さんが声を掛けてくださり、アドバイスいただきました。それがものの見事にビンゴで、どうしてそう至ったかの考え方までピシャリと言い当てられました。自分から声を上げるのが少し苦手な部分もあったのですが、こういうことを繰り返しながら、スキル面だけでなく、効率的な時間の使い方も学んだ気がします。メンターの北村さんもそうですが、感謝したい人がたくさんいますね。

お昼は何を食べていますか

私のしくみ製作所生活も3年目に突入しました。フルリモートにもすっかり慣れ、時間で区切る、家族のいるところでは仕事をしない等、自分なりのルールもできてはきたんですが、いつも「お昼のメニュー」には悩んでいます。みんな何を食べているんだろう。

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冷凍食品、パスタやラーメンつけ麺、外に出てチェーン店巡り、コンビニ弁当... もうすベてに飽きています。お昼事情のリサーチしたいですね、お勧め募集中です。

そんなお昼のお供は、NBA観戦です。好きなチームはNYニックス!

そんなに強いチームではありませんが、NBAを知った時に注目していたパトリック・ユーイングが所属していたので、それ以来ずっと応援しています。

バスケに関しては、個人的な目標としてもずっとやり続けたいと思っています。

今は、地元の社会人チームに所属していて、頻度は減ってしまいましたが週1くらいでしょうか、体を動かしています。

コロナもあってなかなか難しい状況が続いていますが、落ち着いたら、また思いっきりやりたいですね。

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エンジニアとしての目標は、少しずつフロントエンドの領域にも着手しながら、エンジニアリングの幅を広げていきたいです。質とスピード、共に向上させたいですね。入社当時、悩んでいた頃に比べれば、今は最低限はできるようになったかなとは思っているんですが、力技が出ないように、今後も自分を見張っていたいです(笑)。

さいごに

これからしくみメンバーになるかもしれない方々へアドバイスをするとしたら、

  • 自分の時間を自分でコントロールしたい人
  • 困っていることなど、自分の状況を発信できる人
  • 変化を楽しめる人

こんな感じの方が合うんじゃないかなと思っています。

私も苦手ではあったのですが、困った時にヘルプの声があげられるのは大事だと思っています。そして、その声を受けて、助けられる人になることも重要ですね。チーム全体でいろいろカバーし合えるのが理想だと思っています。とはいえ何か特別なことをしないといけないわけではなく、メンバーのことをゆるく気にしてあげられるくらいの余裕を皆が持って働けるといいなと思っています。