ゲームタイトル専用のコミュニティ構築・運用サービスを立上げ「メンバーインタビュー〜hozum編〜」

Date
June 24, 2021

しくみメンバーの魅力を伝えるインタビューシリーズ。 第2回は、福島を愛し 福島に愛された男 ”hozumさん” です。

バスケットを続けていなかったら、代表 車さんとの出会いもなかったのかなと思うと、人との繋がりが、またその先へとご縁をもたらしてくれることを改めて感じます。

メンバーがこれまでの歩みを振り返る形でご紹介いたします。

バスケットと共に

小学校、中学校でモテるのって、決まってスポーツができる子じゃないですか。僕もバスケットをやっていたんですが、当時は身長が145cmしかなくて(小さすぎて成長ホルモンの検査受けたりしてました)、なかなか活躍できなかったんですよね。それが悔しくもあり、スポーツ頑張りたいなってずっと思っていたんです。

高校は、可愛い子のたくさんいる華やかなイメージのあるところに行くか迷いながらも、進学校を選びました。それなりに勉強もしつつ、バスケも3年生の夏までずっと続けていましたね。

大学は東京に行きたかったので、漠然と学費の安い国立で考えながら、部活を引退してからは本格的に受験勉強を開始しました。一生懸命やりはしたんですが、なんとセンター試験で奇跡が起きまくって!!!結果があまりにも良すぎて志望校を変え、東工大へ進学することになったんです。

大学でもバスケ部に入りました。高校時代にはそれなりに身長も伸びて、キャプテン任せてもらったりもしてましたが、「できた」っていう実感がないままだったんですよね。純粋にスポーツで人よりうまくなりたいっていう気持ちをずっと持ち続けていて、それが原動力になっていたかもしれないな。

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大学の新人戦でスタメンとれた時は、本当に嬉しくて、この時に初めて達成感を味わえたような気がします。それもあったのか、練習の辛さなのか(めちゃくちゃキツかった)、その後バスケ生活に終止符を打つことにはなるんですが、これは「やり始めたことを辞めた」初めての経験でもあったので、自分の中に何かポッカリ穴の空いた気分になりました。そう、勉強以外に打ち込めることがなくなったんです。

時間的な余裕ができて、不安に駆られた僕がやったこと。

  • 富士山に登る
  • 東京マラソンを走る
  • 家庭教師
  • インドカレー屋で働くetc...

しかし、のめり込めたものは、このどれでもありませんでした。 そう、授業で学んだプログラミングだったのです。

プログラミングに没頭

情報科学科では、数学とプログラミングの両方を学ぶのですが、数学は天才的な人が多すぎで太刀打ちできないと感じていました。ならば、プログラミングだけは誰にも負けないくらい超頑張ろう! そう心に決めたんです。

与えられた課題も常に120点を目指し、動きだけではなくコードの最適化まで考えて設計していました。そうこうしていると、自作ゲームではクラスで一位をとれるようになっていて、次第に友達に教えることも増えていきました。代わりに数学の回答を教えてもらいながら(笑)。

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そんな日々の中で、ふと「プログラミングでお金を稼いでみたい」と思う自分がいて、大学のバスケ部のコーチKさんが紹介してくれた企業先で車さんと出会いました。運命の出会いです(笑)。

当時は、全然できませんでしたね。現実は甘くないといった感じで。車さんに手取り足取り教わりながら、少しずつ経験を積んでいった感じです。

一度自由に作っていいよと任せてもらって、バスケの作戦盤に挑戦したんですが、これは自分でもとても楽しく作れて、結構評判もよかったんですよ。

その後、東大の院へと進みましたが、その間も含め3年弱お世話になっていました。この時の基礎が、今でも僕を支えてくれていると思っています。

大企業に入ればいいってもんじゃないだろう、しっかり生きる力=能力をつけておきたいと思っていたところ、逆求人にて内定をいただいた会社に入社しました。エンジニアとしての社会人生活の始まりです。

がしかし、9ヶ月で終わりを告げたそれは、また車さんとの出会いをもたらしてくれました。車さんが起業をしたことは知っていたので、雇ってください!と連絡をしてみたんです。

「hozumさんは明るくていい人だからいいよ」

翌週から、しくみ製作所で働いていました。(以後しくみ)車さんは、若い時期に不安定な会社に入ることを心配してくれていましたが、自分自身は全くそんな不安もなく、他のどんな会社に行くよりも車さんと仕事をした方が伸びるっしょ!と思っていました。車さんほど総合力の優れている人を見たことがなかったですし、純粋に学ばせてもらいたいと思いました。

情熱が注げるものからの学び

開発では、バイトの管理システムやwebwebというwebサービスを検索できるものを自社で作ったりしていました。が、いろいろ経験していく中で、「自分が使いたいものの方がイメージしやすいな」という気づきがありました。

当時、Splatoon にハマっていたのですが、チームを組みたいけどチームの情報がまとまっているところがなく、検索が大変だという悩みがありました。もうそれを作っちゃおう!と思い立ち、Splatoon 版 Wantedly「イカナカマ」の開発を始めました。

今思い返しても過去最高の火力が出ていたと思います。夢中になって、寝る間も惜しんで、プロトを3日間でリリースしました。ありがたいことに徐々にTwitter上で反響が広がり、最終的には7万を超えるユーザーさんにご利用いいただきました。

「イカナカマのおかげで友達ができた」という声が多く届き、とても嬉しかったですし、絵師、イベント主催者、チームリーダーなどたくさんの方々が、イカナカマを良いと思ってくれて、使いたくて使ってくれていることにとても喜びを感じていました。

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もちろん、簡単ではなかったですよ、できることは何でもやっていました。

  • 1日500件程 Twitter でいいねとフォロー → Twitter に怒られて凍結される
  • 東京声優・アニメ専門学校と組んでスプラのイベント
  • 大会上位者に配信機材を配布し、8画面配信を実施
  • 社会人向けオフラインイベント Splathon に参加 → のちに MC を担当

開発だけでなく、プロダクトオーナーとしてもたくさんの経験をさせてもらえたのも大きかったですね。今では新案件にも気負わず取り掛かれるようになったと思います。

その後、別のゲームでもコミュニティを作ってほしいとお話をいただき「BONDO」というゲームタイトル専用のコミュニティ構築・運用サービスを立ち上げました。営業をかけての導入にも成功し、他業種まで展開することができました。

また、マーケティング部門も担当させてもらいながら、datastudio を使って数値周りの見える化を実施する等、新しいことにもチャレンジしています。

楽しく生きるを軸に

毎日は、オカメインコのピーナッツのお部屋掃除から始まります。仕事をしている時は同じ空間にいるので、肩に乗ったり、部屋の中を飛び回ったりしていますね。忙しい時も癒されます。

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ピーナッツは、Twitterもやっています。美声も披露していますので、是非こちら からご覧ください!フォローしていただけると喜びます!

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家は2世帯住宅でお昼は父と共にしますね。家で食べることもありますが、ラーメン屋に行ったり、ワイワイやってます。夜は妻も交えて、両親と食卓を囲むのが日課です。

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休日は山菜収穫したり、BBQやったりと楽しんでいます!

僕は、福島県の白河市に住んでいるのですが、常々「都会・田舎・オンライン」のいいとこ取りをしたいと考えています。モットーは、「楽しく生きる」なので、これを叶えた上で地元にも貢献できたらいいなと思っています。自分のためにやり始めたことでも、結果として周りのためになれば最高ですね。

今はこんなことを考えています。

  • 白河市の IT 担当
  • 日本酒に関する事業

白河を活性化したいという思いが強いので、IT面で少し遅れをとりがちな田舎でフォローできるような存在になりたいです。

日本酒に関しては、純粋に好き!がある上で、認知が低いかもしれませんが、福島は8年連続金賞受賞数全国一位という、前人未到の記録を更新中でもあるので、何かできるんじゃないか、やりたい!と思っています。今後、内需の減少もあるでしょうし、海外に対し商品価値の高い日本酒を展開するのも面白そうだなと。

しくみ内では、組織に不足していること、直近ではSaaSのマーケティングになりますが、ここらをどんどん開拓していきたいですね。どちらかと言うと、できたものを更に掘り下げて突き詰めていくタイプではなく、素早く80点をとってパスしていくのが自分には合っているし得意だと思うので、そういう立ち位置で動いていきたいです。矢面に立ってプレッシャーを受けながら、成長していきたいですね。

さいごに

しくみは今、メンバーもどんどん増えており、新しい方との出会いが楽しみでもあります。今は自社サービスの開発も行っているので、興味のある方にはよい環境だと思います。

あと皆さんご存知のように、フルリモートの会社なので自主的に動ける人がマッチすると思います。たくさんのチャンスもありますし、主体性が高い人はどんどんスキルアップできるんじゃないでしょうか。そんな人と一緒に働きたいなと思っています。

それではまたお会いしましょう〜!