はじめに
みなさん、こんにちは。福島支部長の穂積です(`・ω・´)ゞ ・・・支部員は1人ですw
弊社はオールリモートワークを取り入れており、北は北海道、南は大阪まで社員が点在しております。 これだけ社員が点在していると、コミュニケーションレスになると思われる方も多いのではないでしょうか?
弊社では円滑なコミュニケーションのために、複数の音声チャットツールを導入しています。今回は、ゲーム用チャットツール 「Discord」を導入した事例をご紹介します。
リモートワークに取り組んでいる方の参考になりましたら幸いです。
既存ツール「Google Hangouts」の課題
弊社では、音声チャットツール「Google Hangouts」を使ってきました。
「Google Hangouts」は、音質も良く、手軽にチャットルームを作れる素晴らしいツールです。 ですが・・・・社員数が10人を超えたあたりから問題が発生してきました。
弊社では毎朝、「昨日やったこと」「今日やること」「気になるニュース」を共有する朝会を実施しています。
以前はこの朝会を Google Hangouts 上で行っていました。社員が増えたため、朝会を複数のグループに分けて実施することになったのですが、Google Hangouts にはチャットルームが複数になると管理が難しくなるという問題があったのです。
Google Hangouts で複数のチャットルームを作った場合、上の写真のように、ブラウザのお気に入り機能で管理するしかありません。 この方法だと、チャットルームに変更があった場合、社員全員がブラウザのお気に入りをいじる必要があり、とても面倒です。
また、各チャットルームに入っている社員を把握しづらいという問題もありました。 このため、チャットルーム毎に人数が偏ってしまったり、話したい社員を探してチャットルームを彷徨うこともありました(´・ω・`)
Discord とは?
Google Hangouts の問題点を解決すべく、色々なチャットツールを調べました。そして白羽の矢が立ったのは、なんとゲーム用のチャットツール「Discord」! ※私がゲーマーなのでプライベートで使ってましたw
最初は「ゲーム用のツールを会社に導入だと!?」・・・という雰囲気でしたが、使ってみると意外と便利なことが分かったのです。
Discord では、複数の音声チャットルームを手軽に作成し、管理することができます。さらに、それぞれのチャットルームに入っている人が一覧形式で可視化されるのです。
これは・・・イケル!ということで、さっそく次の日から導入してみました。
Discord をしくみ製作所に導入してみた
さて、Discord の導入が決まり、チャットルームを作成することになりました。
ここで課題となったのが、チャットルームの名前です!Discord では、チャットルームに名前をつけることができるのです。
たかが名前、されど名前!某G社の会議室が駅名になっているのは有名な話!
弊社でも様々な議論が交わされました・・・ 結果、寿司にちなんだ名前となりました!下の写真の通り、「アナゴ」「イクラ」「ウニ」「エンガワ」「おいなりさん」という、あいうえお順のチャットルームが作られました。
また、ミーティングに参加している人や外出している人が分かるように、専用のチャットルームもできました。 ※ 途中、マグロ好きの社員により、全てのボイスチャットルームがマグロにされるという悲劇が・・・
翌日から、実際に朝会で使ってみると・・・・なんということでしょう~!以前までは、誰がどこにいるかわからなかった弊社のチャットルームが一変!一目で居場所がわかる素敵なチャットルームに!
チャットルームに入っている人数がわかるため、朝会のグループ毎に人数が偏ることがなくなりました。
また、誰がどこにいるか一目瞭然のため、コミュニケーションを取りたい社員に話しかけやすくなったのです。 さらに、ミーティングに出ている、外出しているなども状況も分かるようになったため、テキストチャットで無駄に呼びかけることも減りました。
というわけで、Discord を導入したらとても幸せになったのであります。
しかし Discord も万能ではなく、画面共有やカメラ共有の機能はありません。 そこで、弊社では朝会と平常時は Dicord、ミーティングでは Google Hangouts、というように住み分けをして併用しています。
まとめ
今回はゲーム用チャットルーム「Discord」を導入したら意外と良かったぞ!という記事を書きました。 けっこう良い感じなので、Discord を一度使ってみてください!
本音:Google Hangouts に複数部屋管理とメンバー把握機能がつけばいいのに・・・誰か作ってくれないかな?(*´∀`)