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はじめに

こんにちは! 開発事業責任者の加茂です。

今回の記事では、1年前に執筆した 実務未経験のエンジニアを育てる「ポテンシャル枠 立上げ編」の振り返り版として、1年間運用してしくみ製作所がどのように変化したかご紹介したいと思います。

1年前の記事では、ポテンシャル枠によって「教育」や「ナレッジマネジメント」を推進したいという考えを書きました。

まずは「教育」がどのように変化したか振り返っていきましょう。

「教育」は1年間でどう変化したか

スタート当時は3名だったポテンシャル枠が、現在では卒業生を含め7名にまで増えました。

立ち上げ当初は

「本当にうまくいくの?」

「教育コストが見合わないのでは?」

「リスク高くない?」

といった不安の声もあり小さくスタートしたのですが、ポテンシャル枠として入社してくれたメンバーや彼らをサポートするチームの活躍によって、全社的にポテンシャル枠を採用のメインに位置づけるところまで浸透してきました。

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ただ、ポテンシャル枠を拡大するにつれて、受け入れ先現場チーム、教育チーム、採用チームといったステークホルダーの数が多くなり、担当者同士の対話を中心に制度を運用することの難しさを感じるようになりました。

そして、様々なことが明文化されるようになりました。

ポテンシャル枠の卒業要件とは?

ポテンシャル枠立ち上げ当時から、卒業に必要なスキルは「技術力」「仕事力」「学習力」の3つであり、それぞれ何であるかについては、立ち上げメンバーの間ではなんとなく共通認識を持っているような状態でした。

しかし、あくまで共通認識であり、文書化までされていませんでした。