しくみ製作所の進め方(公開するけど社内向け)

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しくみ製作所代表の車です。

昔からいるメンバーとは色々話しているものの、テキストでまとめていなかったので、
現時点(2015年12月)での考えをまとめておこうかなと思いました。

年末年始で仕事が立て込むときに限って、ブログを書きたくなるのはなぜでしょうか・・。

会社の運営方針

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37signals から大きな影響を受けています。Rails2.1系から使っていることもあって、37signalsはだいぶ昔から知っていました。

小さな会社で、あれだけのサービスや技術力があるのは本当に素晴らしく、プロダクトにおいても社内運用においても常にシンプルなソリューションを取っているのは見習うべきだなと思っていました。
また、37signalsがリモートを導入していることも、前職でリモートにトライしてみようという気になった1つでもありました。

37signalsが好きなポイントしては、プロダクトを初心者向けと割りきっていて、顧客が成長したら卒業してくれという発想だったり(結構、顧客に言われてドンドン機能をつけていったりすることが多いので)、社内のルール化も極力避けていたりと(A君が遅刻が続くから、全体で遅刻したらXXとかのルールを作ったりはしないんだなと)、小さいチームでパフォーマンスを出すために割り切った運営をしているところでした。

また、前職から含めて、リクルートさんとも多くのお仕事をやらせていただいているのですが、リクルートさんも本当に素晴らしい会社だなといつも関心しております。

特筆すべきことは多々あるのですが、リクルートさんの特徴を組織運営観点で見ると、小さいチームの集合体のような運営をされていることがあると思います。

一緒にお仕事させていただく多くの場合で、チームの機動力が高く(意思決定に部長さんとかはあまり出てこないことが多いので)、中の人も楽しそうにお仕事をされていることが印象的です。
イメージとしては、会社の上の方から投資を受けて、スタートアップのような企画が何個もあったりするような雰囲気があるなと思っています。

あれだけの大企業なのに小さい会社よりも機動力が高く、尊敬すべき会社だなと常々思っています。

そのような背景から、自分としては


  1. 小さいチームの集合体のような構成にする
  2. メンバーを信じて、決定権をその小さいチームに委譲する
  3. 細かいルールは極力作らずに、そのチームのパフォーマンスが最大限出ることを考える
  4. 会社の存在意義としては、ベース知識の共有、チーム成功のための相互のサポート、生活保障

くらいの、小さな会社(会社の縛りが少ないという意味で)が良いのかなと考えています。
自分よりも優秀な人はたくさんいるので、ああだこうだ言ってパフォーマンスを落としてしまうくらいなら、自由に活躍してもらって何かあったら責任とります!くらいな感じで考えています。

余談になりますが、大学の研究では、物理っぽいものをやっていたのですが、複雑系やカオスなどもほんのちょっぴりかじっていました。
あれ系の話は、個に対して簡単なルールを与えても、全体の組織としてみると異常に複雑な挙動をするし、初期値の依存性が高すぎて結果がどうなるか誰にも分からんという感じのザックリ理解をしております(本当に専門の人がいたら怒られそうだけど・・)。

上記のような考えだと、会社の運営も同じような感じがあり、小さいルールを個に渡して勝手に動いて良いよ〜みたいな構造に近いので、全体としてどのように振る舞うのかは、本当に全く分からんという感じになっています。

結果として、イカナカマ(その拙さでユーザーさんにも色々とご迷惑をおかけする面もあるのですが、きちんと向き合って良くしていこうとは考えているので、今後もよろしくお願いします)のような企画もその1つですし、今後も色々できたらなと思っています。

最後に重要な部分として、メンバーや自分自身が、キツイ部分もあるけれど、働いていて楽しい!と思えるような組織はどうにかして維持したいなと思っています。
つまらない会社になると自分自身が辛いので(笑)。

事業内容について

ハッキリとは打ち出していないのですが、
「自社や受託に関わらずサービスの立ち上げ(特にシード期だととても良い)に、コミットする」というビジネスがしたいなと思っています。
サービスの立ち上げはエネルギーもかかって大変なのですが、やりがいもありますし面白い部分なんじゃないかなと個人的には思っています。

また、受託開発は良くないみたいな風潮も一部ではあるようですが、
クライアントさんと良いサービスを作っていくという仕事は良い仕事だと思っています。
もちろん、自社でも良いサービスを作っていきたいと考えていますし、実際色々トライはしています。

なので、受託や自社の違いは、誰が起点となってどういうロールとして関わるかということの違いだけのイメージで考えてしまっています。
結果として、どういう立場であれ、参加するサービスが成功するために最大限努力はしていきたいと思っています。
(もちろん、受託の場合はクライアントさん次第ですし、ロールを超えてでしゃばったりする気は全然ないですが)

このような思いもあって、社内の勉強会ではビジネスモデルキャンバスやリーンスタートアップなど、
サービス立ち上げ時には最低限知っておかないといけない知識についての話も多くとりあげています。
(そういう意味では、他の開発会社さんより、技術やコーディング系の話は少なそう・・)

自社サービスについて

サービスを作りたいなと思い早数年経ちますが、さらにこの1年ほど会社を作って進めていると、結局
「自分たちが使いたいものを作る」
という部分にループして戻ってきた気がします。

というのも、マクロで見れば、国内や世界的に伸びている市場は当然ITの比率が大きいので、自分たちが作りたいもの = IT関係のサービスが多いという構造になりますし、プロダクト視点で見ても、マーケットにも明るいし、自分たち自身が使うので改善しないとイライラしてきてドンドン改修が進むということが多いです。

なので、単純な話なのですが、「自分たちが使いたいものを作る」が一番なのかなと思っています。
サービスインしたら、数年は我が子のように育てないといけないので、好きじゃないと楽しくないですしね。

固いことを言えば、ビジネスモデルとしては、SaaS型、プラットフォーム型などが、比較的投資期間も少なめで良いのかなとは思っています。
単純なメディア型などは投資期間が長すぎて、我々のような小さい会社だとキャッシュアウトしてしまうリスクも大きいので・・。
もちろん、メディア型スタートアップの進め方の1つに、VCからお金を調達する方法もあって、その方法を否定的にみているわけではありません。
(逆に、資金調達して、ファイナンスで引っ張る進め方は、スタートアップの花型なので憧れます!)

単に、「100円使ったら200円にできる」という仕組みができない中でお金を調達してしまうと、凄い不安でお腹も痛くなりそうなので、今のところ忘れて色々試行錯誤しておこうくらいな感じで考えています(笑)。

まとめ

スタートアップのCEOって、熱いビジョンがあって、凄いリーダーシップもあって、かっこいいイメージが個人的にはあります。
自分はそんな感じでもなく、このブログタイトルでこの内容かよ!という感じのツッコミを受けそうな感じで、大丈夫かな・・といつも不安に思っています。

とは言え、以下の事に対しては、その場その場で一番良いと思える手を打っていくしかないのかな〜と思っています。

  1. お仕事をしっかりやってユーザーやクライアントさんにきちんと価値を提供していくこと
  2. みんなが楽しく働いていくこと
  3. 進めている自社サービスを成功させて軌道に乗せること
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