
みなさん、こんにちは!しくみ製作所の穂積です。
フルリモートワークを採用しているしくみ製作所では、好きな場所に住んで働くことができます。私は生まれ故郷の福島県に住んでいるのですが、せっかく地方にいるので、地方での楽しみをマスターしたいな〜と今回は新たな挑戦をしてきました。自然薯掘りです!
自然薯とは日本原産の芋類です。滋養強壮に良いとされ「山菜の王者」と呼ばれ親しまれてきました。すりおろすと、とても粘り強く最高に美味しいです。よく勘違いされるんですが、スーパーで売っている山芋や大和芋とは全く別の種類になります!(粘りが全然違う)

参照元:Wikipedia

参照元:Wikipedia
というわけで、自然薯掘りに挑戦することにしたわけですが、何も知らない私が1人で掘れるわけがありません。そこで、地元の自然薯マスターであるO氏に三顧之礼を実施しました。(地域の草刈りの度にお願いした)
O氏は自然薯を掘って40年。土を見れば自然薯が生えているかわかると言われるエキスパートです。まず、O氏に自然薯の見つけ方を教えてもらいました。
自然薯を見つけるコツは大きく2点あります。1つ目は自然薯の葉っぱの形はハート型で互い違いに生えることです。2つ目は自然薯の葉はいち早く紅葉します。周りの樹木よりも早く紅葉するため、10月頃に探しておくとスムーズに見つかるそうです。今回はO氏が事前に見つけてくれていたため、掘るところから開始することができました。

参照元:http://irohamomizi.jugem.jp/?eid=184

参照元:http://irohamomizi.jugem.jp/?eid=184
よし!場所がわかれば掘るのみよ!と思っていたのですが、自然薯掘りは奥が深かった・・・(穴を掘るだけに)
最初に驚いたのは使う道具です。芋掘り棒という道具を使うんですが、どう見ても掘れなさそうなんです。笑 長〜い棒に平べったい金属がついてる道具です。私が想像していたのはスコップだったので、「これで掘れるのかな?」と思いました。

参照元:https://item.rakuten.co.jp/kaientai-2/fujiwara-682428/

参照元:https://fukuchanck.exblog.jp/23727256/
さて、掘り進めていくと謎がとけてきます。自然薯掘りでは穴をなるべく小さくすることが大事なんです。なぜなら、大きく掘るほど疲れるからです。(当たり前だ・・・)O氏が堀った穴は 40cm x 40cm 程度。このサイズでひたすら垂直に掘り進めます。これがスコップだとこうはいきません。疲れずに穴を掘るために芋掘り棒はこの形状をしているのですね。
疲れないための芋掘り棒ですが、1時間も掘るとやっぱり疲れます。笑 最終的に掘った穴の深さは1m以上!私がスポッと入れてしまうぐらいの穴になりました。

